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片野 寛理オフィシャルブログ by LaBOLA

  • トライアウト合格に必要なこと

    2018/12/16 13:099

    日本もタイもシーズンが終わり、選手たちは身体と心をリフレッシュする時期です。

     

    しかし、各クラブはすでに来シーズンのために動き出しています。

     

    今の移籍シーズン中は、多くの選手は休むことができません。

     

    毎年、チームの50 ~ 70%くらいの選手が契約更新できずにチーム探しが始まります。

     

     

    ぼくも毎年、この時期に契約更新やトライアウトを受けて、

     

    来年もサッカーをするために就活をしています。

     

    移籍にはオファーを受けて移籍する選手、トライアウト(練習参加や試合)をして契約に至る選手がいますが

     

    ぼくは大学卒業から現在まで8つのクラブでプレーしていて、

     

    その内、6つのクラブはトライアウトを受けて契約を勝ち取ってきました。

    (日本でプレーした3チームは全てトライアウト申込書を申請して受けました)

     

    2004~2007:栃木SC(JFL)

    2008:佐川印刷SC(JFL)

    2009~2010:ギラヴァンツ北九州(J2)

    2011~2014:Osotspa M150 saraburi(タイ)

    2015/Jan~May:Biu Chun Rangers(香港)

    2015/Jun~2017:Sukhothai FC(タイ)

    2018:Trat FC(タイ)

    2019 ~ 現在:Sisaket FC(タイ)

     

     

     

    先日、ある選手に『トライアウト合格に必要なこと』をアドバイスさせて頂きました。

     

    彼がタイに来てるっていうので、一緒に飯を食べに行きました。

     

    カンボジアには行ったことがないので、いろいろなエピソードを聞いていると...

     

    話はトライアウトの話題に。

     

    「チームを探しているんです。トライアウトでは監督と自分のやりたいプレーが合わなくて...」

     

    彼もアジアでトライし続けている選手で、いろいろな思いを抱えていました。

     

    自分のストロングポイント(長所)

    やりたいプレー

    日本人プレーヤーとして

    監督からの要求...など。

     

    彼の選手としての特徴は、運動量が豊富で、ポジションに捉われず左右にポジションを変えてチャンスメイクをするディフェンダーにとっては嫌な選手です。

     

    また、守備の時は最終ラインまで戻り、ディフェンダーを助けて攻撃に転じていくチーム貢献度の高い選手。

     

    こうした自分のプレーの特徴は、みんなそれぞれ持っていると思います。

     

     

     

    では、そのプレーをトライアウトで発揮するにはどうしたら良いでしょうか?

     

    その時に彼が持っていたジレンマ(彼の相談)を元に説明したいと思います。

     

     

    彼はあるトライアウトの時に監督から...”右サイドだけでプレーしてくれ”と言われました。

     

    これを言われるとどう感じますか?

     

    自分の特徴はピッチを縦横無尽に走れる体力をベースにチャンスを作り出す、もしくは得点を狙う事です。

     

    自分の特徴 = 好きなプレー

     

    好きなプレーを制限されるというのは選手にとっては、とても大きなストレスだし、アピールできないと感じますよね。

     

     

    しかし、その捉え方は間違いです。

     

    ぼくはそれを聞いたときにこう思いました。

     

    ・監督は右サイドのアタッカーを探している。

    ・得点チャンスをより多く作り出して欲しいという要求である。

    ・監督は自分に興味がある

     

     

    そしてぼくが彼にしたアドバイス『トライアウト合格に必要なこと』とは...

     

    1)トライアウトと契約してチームに入ってからのプレーは違う!

      →トライアウトで”見せるべきプレー”と、チームに入ってから”やらなくてはならないプレー”があります。

     

    2)トライアウトに日本人らしさはいらない

      →献身的に...というは日本人らしい言葉は、守備を表す言葉ではないです。

     

    3)7回守備に戻ってボールを奪うより、+3回チャンスを作った方が良い。

      →自分がどのポジションの選手のなのかを明確にしましよう。

     

    4)トライアウトは最大の自己表現の場

      →自分がどのタイプのプレーヤーなのかを知るとトライアウトの試合へのアプローチが変わります。

     

     

    多くの選手が持っているであろう”日本人選手”の意識は、トライアウトでは逆効果です。

     

    katao hiromichiは、今まで1度も日本人としてトライアウトを受けたことはありません。

     

    ぼくはkatano hiromichiで勝負しています。

     

    その結果、6つのトライアウトに合格。

     

    学生の時は、ただの一選手だったぼくが、

     

    日本国内でステップアップを果たし、タイや香港にも進出して需要を広げてくることができました。

     

     

    プロを目指している選手はもちろん、

     

     

    今では、中学生になってもサッカーを続けたい子や高校生になっても続けたい子はトライアウトを受けてクラブチームに入ることが当たり前になっています。

     

    そうした子ども達にも、少しでもアドバイスになればと思いますし、

     

    1人でも多くの選手がプロとして活躍できることが、日本サッカー界の未来に繋がって行くと思っています。

     

     

    今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

     

    *質問や相談は気軽にメッセージしてください。

     喜んで答えたいと思いますし、共にレベルアップしていきましょう!

     

    kata #4

     

     

     

     

     

  • ぼくが契約する時に考えた事

    2018/12/03 11:0910

    9月末にシーズンが終わり、10月は日本で過ごしていました。

     

    ちょうど帰国したくらいのタイミングで

     

    以前、同じチームで監督と選手としてプレーした方々から

     

    来シーズンに向けた契約の話を頂きました。

     

    1人は移籍先が決まっていて、もう1人はまだ決まっていない状況です。

     

    今年、在籍していたTrat FCからは、契約の話はあったものの話は進んでないし

     

    今年の監督からは、”kataを次のチームに連れていきたい”と言われてましたが、監督の移籍先が未定の状況でした。

     

    タイでは、こういった形の話はよくありますが、これらはまだオファーではありません。

     

    なので、ぼくがしないといけない事は...

     

    『どの話が契約に繋がっていくものなのかを知る』

     

    ということです。

     

    なので、1人1人と話を進めていかなくてはいけません。

     

     

    この時にぼくが思っていたことは、これです。

     

    現実的に話を進めていけるのは移籍先の決まっている監督だけ。

    Trat FCに来た当初の予定通り、残ってT1に戻ればより多くの人に見てもらえるし、マレーシアやインドネシアへの移籍条件も得られる。

    まだ2人の監督は行き先未定だからなぁ...

     

    とりあえず、1人の監督と話を進めることにしました。

     

     

    以前一緒にプレーした監督とは話の進みも早いです。

     

    タイでは、まず"いくら欲しい?"って聞かれます。

     

    チームからの金額提示は今まで一度もありません。

     

    なので、交渉するには少しテクニックが必要です。

     

    ぼくが望んだ契約内容に達しませんでしたが

     

    話がまとまり、決断まで1週間待つと言われました。

     

    短すぎる。

     

    まだ、他のチームは全く動いてません。

     

    この期間中に、1人の監督の行き先が決まりました。

     

    しかし、連絡がつきません。

     

    Trat FCは黙ったまま。

     

    よくあることです。

     

    もう1人の監督と話をすると、チームと交渉中だと。

     

    ”監督がサインしないと選手もサインできないから待ってて”と言われました。

     

    決断の日が迫ってきました。

     

    もうこの時点でTrat FCに残る事と監督が連れていってくれる可能性はゼロです。

     

    ぼくの選択肢は希望金額に達していない条件のチームに行くか、交渉中の監督に賭けるか...

     

    もしくは、別のチームからの話を待つのかです。

     

    ぼくはこれまで、1番最初に話のあったチームに移籍しています。

     

    まぁ〜ビビってるんだと思います。

     

    待ったらチームなくなっちゃうって。

     

    もっといいチームから声かかるだろうなんて考えたことないです。

     

    しかし、今回は交渉中の監督に賭けることにしました。

     

    というか、ほぼ話がまとまってたので、勝算の元、その最初に頂いた話を断る決断をしました。

     

    (それでもビビってたけど...ww)

     

    この監督からは2年連続で声をかけて頂きました。

     

    縁を感じつつも、力になってあげられなくて本当に残念な気持ちです。

     

     

    断りの連絡をした翌日、監督がサインしたという話が入ってきました。

     

    ここから契約内容の話が始まりました。

     

    この監督もぼくを高く評価してくれていて、それに見合った金額とその他の契約内容になりました。

     

     

    もう1つ移籍先を決めるぼくの理由は

     

    『自分のパフォーマンスが存分に発揮できるチーム』

     

    選びです。

     

    ぼくはセンターバックなので、守備をしっかりチームに落とし込む監督、もしくは、ぼくに任せてくれる監督でないと合いません。

     

    なぜなら、ディフェンダーは”失点ゼロ”か”点を取る”しか評価されないからです。

    自分のプレースタイルにあったチームや監督のもとでプレーできれば

     

    選手としての評価を上げられる可能性も増えます。

     

    これらの理由から、Sisaket FCと契約することになりました。

     

     

     

    ぼくがタイに来た2011年から何度も戦っているチームで、癖のある選手が多く毎試合厳しい戦いを強いられる相手でした。

     

    田舎にあるチームながらも、ファンやサポーターが多く、いつも多くの人がスタジアムにきている印象があります。

     

    2017年にT1からT2に降格をして、来シーズン昇格するためにぼくを呼んで頂きました。

     

    ぼく自身も昇格経験は3度しているので、その経験を生かしつつ、新たなチームでみんなと頑張っていこうと思います。

     

     

    コメントはもちろん、質問や相談は気軽にメッセージください^^

    頂いた内容は、名前を伏せて回答していきます。

     

    それでは、今日も最後まで読んで頂きありがとうございます

     

    kata #4

  • 2年半という時間 

    2018/11/28 16:038

    ぼくは今、Sisaketというタイの東北地方(イサーン地方)にいます。

     

    2018シーズンは現在行われているAFF SUZUKI CUPのため、9月末にリーグが終わりました。

     

    10月はオフシーズンに日本に帰り、11月上旬にタイの2部(以下"T2")に所属しているSisaket FCというチームと契約をして、来シーズンに向けた練習がすでに始まっています。

     

     

    前回のブログから2年半という時間の中で、ぼくは様々な経験をしました。

     

    当時は2016年。

     

    ぼくはSukhothai FCにいました。

     

    Sukhothai FCに来たのは2015シーズン途中からで、T2からT1への昇格に貢献しました。

     

    2016シーズン...

     

    クラヴ史上初めてT1への参戦にも関わらず、前評判を覆しリーグを7位で終えました。

     

    個人成績もセンターバックながら7得点をマークし、大手メディアSMM sportから年間ベスト11に選ばれました。

     

    またFA CUPも獲り、AFC Champions League(プレーオフ)にも出場しました。

     

    日本ではフッキの愛称でお馴染みのハルクやオスカルが所属しているShanghai SIPGと対戦。

     

    しかし、人生初となる肉離れで途中交代...。

     

    その後、度重なる怪我で、2017シーズンは出場回数も減りチームも低迷。

     

    チームから解雇されました。

     

    *2017シーズンのプレー動画はこちら

       ↓   ↓

     

    *2016-2017シーズンのゴール集はこちら

       ↓   ↓

     

    怪我で戦線離脱の多かった36歳になる外国人選手。

     

    そんな中、声をかけてくれたのがTrat FC(T2に所属)です。

     

    これまでぼくはすべてのチーム(全6チーム)、トライアルで契約を勝ち取ってきました。

     

    キャリアの中で初めてのオファーを受けての移籍でした。

     

    そして2018シーズンはこれも初めてとなるシーズンを通してキャプテンを務め、

     

    去年、T2にギリギリ残留したチームは今年、リーグ2位でシーズンを終え、クラブ史上初のT1へ昇格を果たしました。

     

     

     

    ぼくは来年で37歳。

     

    タイでのキャリアは9年目になります。

     

    まだまだ上手くなりたいし、より結果を出せる選手になるために1日1日を過ごしていこうと思っています。

     

     

    今回、ブログを再開させようと思ったキッカケは...

     

    ある選手と話したことが始まりでした。

     

    その選手も現在トライアルに向け頑張っていて、いろんな話を聞きました。

     

    自分の持ち味とか、なかなか評価されないとか、やりたいプレーを縛られるだとか...。

     

    トライアルでの悩みは本当に多いです。

     

    その中で、ぼくの経験とか考えを彼に伝えました。

     

    それがすごく良いアドバイスになったみたいで、とても喜んでくれました。

     

    そのとき、ぼくの経験は人のためになるんだと感じました。

     

    だから、

     

    日本と海外でプロとして生きていくために必要なこと

    トライアルで必要なこと

    ぼくのこれまでの経験の中で感じていることや考えなどを

     

    ぼくを応援してくれているファンの方たちを始め、サッカー好きの人たち、プロになりたい!上手くなりたい!と思っている選手や子どもたちのために発信していこうと思います。

     

     

    コメントはもちろん、質問や相談は気軽にメッセージください。

     

    頂いた内容は名前は出さずにですが回答していきます^^

     

    SNS上ではありますが、みなさんと会話をして情報共有しながらブログを進めていけたらと思っています。

     

     

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

     

    kata #4

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