逆境をバネにして

先週末のJLPGA ゴルフ5レディスは、先々週に惜しくも笹生優花プロに競い負けた小祝さくらが、大会レコードと言うおまけ付きで見事にぶっちぎりの優勝を遂げましたねヽ(^o^)丿

 

ヤフーのコラムにありましたが、2年前の同大会で申ジエに惜敗して涙を流し、その悔しさが契機で必死に練習するようになったとのことですが、実はその申ジエと小祝さくらには共通点があります。

 

片親...

 

申ジエは、練習場への送迎時に実母が交通事故で亡くなってしまい、キリスト教の牧師様をされるお父さんが多額の借金をして育てたの父子家庭です。

 

小祝さくらは、幼少の頃両親が離婚していて、18歳で彼女を産んだ母がスナックを経営をしながら弟さんも育てた母子家庭です。

 

以前から、気になっていたんですが、”暗さ”とも違うどこか”憂い”を感じさせる雰囲気が、両者から感じられていました。

 

『甘えたい時に存分に甘える実母の無償の愛にどっぷりと浸り切って、誰彼気兼ねなく自由気ままに自分を表現する』より、『我慢しよう...周囲の皆さんに気配りをしよう...』の心情が強く伝わって来る気がします。

 

この後者の心情が、両者に備わっているブレない芯の強さになっていると思います。

 

 

特に、申ジエプロは大変だったでしょうね。

 

お父さんが公職者の牧師と言う特殊な家庭であることから、家族よりも信者を優先せざるを得ない環境下で、突然の不慮の事故(しかも自分のゴルフの送迎時に)で実母が他界してしまった時の衝撃と悲しみは計り知れないものがあると思います。

 

彼女の慈愛にも似た優しさと包容力は、上述した逆境を経験して乗り越えて来たが故に備わった物でしょう。

 

国籍を問わず、オフに申ジエの合同自主トレに参加するプロが集うのも、何となく納得のできる状況ですね。

 

 

小祝さくらプロも、同年代の黄金世代の中では一番落ち着いて見えますよね。

 

おそらく、苦労して来た母親を見て育って来た分、周囲にも気配りやサポートが自然にできるんでしょうね。

 

和製 申ジエになれる素材を、彼女は持ち備えているのではないでしょうか。

 

 

2人共、華やかな美人ではないですが、出しゃばることの無い奥ゆかしさの中に”凜”とした美しさを感じます。

 

ひょっとしたら、お互い双方で相通じる物を感じ合っている屋も知れません。

 

今後の2人の活躍にさらに期待するとともに、ず~っと応援して行きたいと思っています。

 

 

 

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