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俺から見たバルセロナ対インテル

チャンピオンズリーグ、グループリーグ第2節、バルセロナ対インテルです。

 

バルサは、メッシが先発に復帰。左SBにセメド、右SBにセルジ・ロベルトを起用しました。

 

前半

2分、インテルの速攻。クイックリスタートで縦に出したボールがはじき返され、ブスケツとサンチェスが競り合ったボールがバルサDFの裏に出ます。ラウタロがそのボールに反応し飛び出し、追いかけたラングレより先にボールを触り縦に持ち出し左足でシュート。ゴール右に決めます。

 

インテルがあっという間に先制します。

 

先制したインテルはゲームプランを遂行。ラングレとピケのCBにラウタロとサンチェスがつき、ブスケツにはセンシがマンマークに近い形で対応。両SBのセメド、セルジ・ロベルトに出ても他の中盤の選手に出ても中盤からの速い寄せでボールを前に出させない守備でバルサから主導権を奪います。

 

14分、バルサは左サイドから右のメッシにボールを展開。メッシはサイドを駆け上がったセルジ・ロベルトにパス。セルジ・ロベルトはダイレクトでクロス。ファーサイドでグリーズマンがヘッドで合わせますが、枠の上に外れます。

 

15分、インテルは左サイドから右サイドのカンドレーヴァに大きなサイドチェンジ。カンドレーヴァは中にドリブルを開始。その動きに合わせて前線で左サイドから右サイドに向けてラウタロがフリーランニングを始めます。カンドレーヴァはその動きに合わせてループパス。ラウタロはDFラインを抜け出し、飛び出したテア・シュテーゲンをかわしますが、ボールコントロールが長くゴールライン際角度のないところへ行きます。体勢を整えてバックパス。しかし、ここでオフサイドの笛。きわどい飛び出しでした。

 

少しインテルのよせが遅くなった感じがしてスペースが空き始めました。

 

18分、バルサは左サイドを崩し、セメドが抜け出しマイナスクロス。デ・ヨングが受けるもシュートは打てないとみてダイレクトで左サイドのグリーズマンへ。グリーズマンはペナルティエリアの外にマイナスのパス。ブスケツが走り込みシュートも枠の上に外れます。

 

24分、インテルの速攻をつぶして、バルサが速攻。左のセメドがドリブルで持ち上がり、中央のスアレスにパス。スアレスはフリック。メッシが走り込みミドルシュート。ハンダノヴィッチの正面を突きキャッチされます。

 

26分、ブロゾヴィッチがDFラインの裏に走り出し、カンドレーヴァがループパス。ブロゾヴィッチはそのままシュートを決めますが明らかにオフサイドでした。

 

32分、ラウタロが左サイドの高い位置で受けてフォローに来たセンシにパス。センシはカットインしてニアに走り込んだアレクシスにパス。アレクシスは中央に落として走り込んだバレラがシュートを放ちますがセメドがブロック。

 

36分、インテルは右からクロス。ラウタロがフリーでヘディングシュートもテア・シュテーゲンがファインセーブ。

 

39分、インテルはハンダノヴィッチから丁寧にビルドアップをして右から左のセンシまで経由。センシは中央のラウタロに楔を入れてリターンをもらい、ミドルシュートを放ちますが、枠の上に外れます。

 

40分、右からメッシがカットインして中央のスアレスにパス。スアレスはミドルシュートを狙いますが、力なくハンダノヴィッチがキャッチします。

 

42分、右からアレクシスが入れたクロスがファーサイドに流れてセンシが回収しファーサイドにクロス。右サイドから走り込んだアレクシスがヘディングシュートも枠の右。最後まで体を寄せに行ったブスケツが気になったかもしれません。

 

43分、メッシが中央左のアルトゥールにパス。アルトゥールはパスと見せ代えて左に持ち出しシュート。枠の左へ外れます。

 

44分、センシのスルーパスにラウタロが抜け出しかけますが、セメドがついていき、最後はシュートをブロックします。

 

前半は完全にインテルペースでした。

 

後半

前半同様、インテルペースで入ります。

 

8分、ブスケツに代えてビダルを投入。アルトゥールとデ・ヨングがボランチに下がり、ビダルがトップ下に入ります。

 

12分、メッシが右サイドをドリブルで仕掛けようとタイミングを見計らいながら縦に持ち上がり、ゴールライン際まで来てバックパス。ペナルティエリアを出たところくらいでボールを受けたビダルは真横にクロス。ファーサイドにいたスアレスが強烈なダイビングボレーをネットに突き刺します。

 

バルサがスアレスのゴラッソで同点に追いつき、攻勢を強め一気に試合の主導権を握ります。

 

15分、バルサの速攻。アルトゥールが中央右のビダルに楔を入れます。ビダルは中央のメッシへパス。メッシはフリーで受けてDFを引き付けて左のグリーズマンへラストパス。グリーズマンは縦に持ち出して角度のないところからシュートを放ちますがサイドネットの外側に外れます。

 

21分、グリーズマンに代えてデンベレを投入。

 

22分、中央のメッシから中央左でボールを受けたデンベレ。前線に走り込んだメッシへリターンを狙いますがDFに阻まれこぼれ球を拾ってカットインからシュート。枠の上に外れます。

 

31分、右サイドに出たインテルのロングフィードをテア・シュテーゲンがヘディングでタッチの外へクリア。ラウタロが素早くピッチに入れてボールを受けたダンブロージオが角度のないところからシュート。枠の右へ外れます。

 

38分、テア・シュテーゲンがクロスをキャッチして左中央のビダルにスロー。ビダルは右に開いたメッシパス。メッシは目の前のアサモアをステップでかわして縦にドリブル。追いかけてきたブロゾヴィッチの前に体を入れてカットインし始め、切り返してブロゾヴィッチと体を入れかえて置き去りにします。その間にインテルDFが2人寄せますが、メッシは中央右にいたスアレスに横パス。スアレスはトラップで中央にぽっかり空いたスペースに持ち出し、ゴディンを置き去りにし、ハンダノヴィッチの動きを見極めてゴール右へ流し込みます。

 

バルサがついに逆転に成功します。

 

試合はそのまま終了。バルサが2-1で勝利しました。

 

気になったプレーヤー

バルセロナ

#9スアレス

2点とも一見の価値あり。シュートをゴールに飛ばす技術の高さを見せつけました。

 

#10メッシ

前半は窮屈そうだったがビダルが入ってマークをはがせるようになり本領発揮。2点目のアシストは神業。

 

#22ビダル

トップ下というより、メッシと交代しながらトップの位置や中盤に顔を出す。守備でも前から献身的にボールを追いかけ、中盤でボールを奪えるようになった。試合の流れを代えました。

 

#2セメド

攻撃面は不足するも守備で貢献。

 

#15ラングレ

前半はインテル攻撃陣に後手を踏むも、後半は持ち直した。

 

#1テア・シュテーゲン

開始直後の失点はいただけないが、その後は安定したパフォーマンスを披露。ラウタロのヘディングシュートもよく止めました。

 

インテル

#10ラウタロ

スピードが速い。DFラインとの駆け引き、裏への飛び出しはとてもいいものを持っているが、後半押し込まれて足元にボールを収めようとすると持ち味が半減する。相方のFWがボールを収めてくれると持ち味を発揮しやすい。とても魅力的な選手です。

 

#12センシ

守備ではブスケツを抑え、ラウタロ、アレクシスと高連携を見せてチャンスを作る。

 

#77カンドレーヴァ

5バックの右SB。攻撃時はサイドを駆け上がり右WG。この試合のキーマンになりそうでしたが、やはり後半は運動量が落ちた。

 

総括

バルセロナ

メッシとスアレスの個の力で勝った。また、インテルの戦い方がわかりやすかったこともありますが、後半の修正は見事でした。

 

※詳しくはターニングポイントで書きます。

 

流れを変えたビダルは今後のバルサのオプションとしては大いに期待できそうです。ただ、インテルとバルサのチーム力を見るとインテルのほうが明らかに上でした。プレシーズンに準備ができていないのがビッグクラブ相手だと明らかな違いになってきます。特にアルバが怪我した穴をジュニオールで埋めることができないのがとても痛い。グラナダ戦に開始直後のミスで信頼を失ってしまったジュニオール。ベティス時代の輝きを見ているだけにもったいない。プレシーズンでチームがしっかり準備できていればそこまで信頼を失うことはなかったはずです。試合をこなしながら連携をどこまで深めていけるかが今後のバルサの課題になります。

 

インテル

イタリアのチームらしくとてもシステマチック。

 

守備では、5-3-2と表記するポジションも攻められているサイドのSBが前にズレてプレスに入り、残りの4人で4バックを形成。ポジション修正をする際に5-3-2に見えるけど、4-4(SBの片方が上がる)-2に見えることが多い。練習を多く積まないとここまでスムーズに移行できません。さらに前からピケ、ラングレ、ブスケツにプレスをかけてビルドアップをさせない戦術は見事でした。

 

攻撃では、主に2パターン。

 

FWに入れた楔をダイレクトで落とし、もう1人のFWがフリーランニングしDFラインの裏をとる カンドレーヴァが右サイドを駆け上がってボールを受けてクロスを入れられる一番早いタイミングで入れる。

 

前半はとても機能していましたが、シュートが枠に飛ばないが難点。ここがバルサとの差になりました。

 

ターニングポイント

前半は完全にインテルペース。しかし、後半はバルサがインテルの戦術をことごとく破っていきます。

 

ビダル投入でダブルボランチにしてパス回しをよくしたこと。

 

右サイドのキーマン、カンドレーヴァはできるだけインテル陣内でボールを回せば攻撃に移った時に走る距離が長くなるので、運動量・スピードが落ち、上がってこられなくすること。(※交代でフレッシュな選手が出てきても、試合の流れを奪えれば、個の力で変えることは難しい。)

 

攻め急がずインテル陣内でボールを回し、インテルの2トップを下げさせることでFWへの楔を中盤と協力してつぶしやすくしたこと。

 

インテルとしては前半にもう1点を奪えていれば勝てた可能性が高かったと思います。

 

一方、バルサはスアレスやメッシがいなければ勝てなかったでしょう。

 

おまけ

スアレスやメッシのように当たり損なおうが、ボールをゴールへ飛ばす技術がとても大切だと思いました。

 

ブログを書くためにメモを取るのですが、インテルの選手のシュートは枠を外れて終わることが多い。しかし、メッシやスアレスはシュートが当たりそこなっても必ずと言っていいほどボールがゴールへ向かって飛び、GKがキャッチします。

 

この小さな差が得点を多く奪えるかどうかの差になってくるのではないかと思います。

 

※個人的に良いシュートの順位としては、

 

①ゴールが決まる。

②GKにはじかれる。(ポストに当たる)

③ゴールの枠には飛んだがDFがブロック。

④ゴールの横に外れる。

⑤ゴールの上に外れる。

 

と考えています。一番ダメな⑤の上に外れるは、何本打ってもゴールの枠をとらえることがないのでシュートは入りません。④の横に外れるは体の向きや足の角度を微調整すれば入る可能性があります。

 

①、②、③は枠には飛んでいるからゴールないしはゴールが近いと言えます。

 

レベルの高いFWほど上に外すことはないので、草サッカーでシュートを打つ際は意識してみるといいかと思います。

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