リヴァプールサポーターの冷静さが話題に…。

 



 



 


プレミアリーグ第30節が22日に行われ、リヴァプールとマンチェスター・Uが対戦。


サポーターの間でも深い因縁を持つ、この2チームの「赤」と「赤」の対決。


今節は、スペイン代表MFフアン・マタの2得点により、2-1でマンチェスター・Uが勝利した。

イングランドの“ナショナル・ダービー”として、対戦の度に白熱した試合を展開する両者。


この日も後半開始時に投入されたリヴァプールの元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードが、スペイン人MFアンデル・エレーラのタックルをかわした後に足を踏みつけ、わずか38秒で一発退場になるなど、激しいプレーや感情が交錯した。

79分にはサイドライン際の攻防で、マンチェスター・Uのイングランド代表DFクリス・スモーリングと競り合いながら、看板に衝突したリヴァプールのイタリア代表FWマリオ・バロテッリが激昂するシーンがあった。先に立ち上がり、ピッチへと戻ろうとしたスモーリングの足をバロテッリが手でつかむと、スモーリングも応戦しようとする。バロテッリは相手を指さしながら、食って掛かろうとするが、観客席の目の前だったため、ホームのリヴァプールサポーターがバロテッリの両脇を抱え、なだめるシーンがSNSなどで話題となった。

2点のビハインドからイングランド代表FWダニエル・スタリッジのゴールで、1人少ないながらも1点を返したリヴァプール。2人の数的不利となってしまっては、試合が終わってしまうため、サポーターはバロテッリの耳元で何かを囁いてなだめ、冷静に戦うように諭したようだ。




 


また、後半開始から出場するも 38秒で退場となったリヴァプールの元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードは、試合後にイギリスメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。試合後にジェラードは、「ただ受け入れなければならない。判定は正しかったよ。チームメイト、監督を失望させてしまった。より重要なことに、サポーターたちを失望させてしまった。だから自分の行為に全責任を負う」とコメント。


 


さらに、「彼(エレーラ)のタックルを避けようとした。その時、彼のスパイクの裏が見えたんだ。僕は間違った反応をしてしまった」とファールを犯した瞬間を振り返ると、「多くを語るべきではないと思う。ただ、ロッカールームのみんなや、サポーターに謝りたかっただけなんだ」と語った。


 



 


リヴァプールは4月4日に行われるプレミアリーグ第31節でアーセナルと対戦する。イギリスメディア『BBC』によると、同試合、8日に行われるFAカップ準々決勝のブラックバーン戦、同月13日に行われるリーグ第32節のニューカッスル戦で、ジェラードは出場停止処分による欠場が見込まれている。


 




 





















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