「サッカー語るならヤキニクだろ!」

  • ドゥイ
    2006年02月09日 12:48 visibility171

プレイバック月曜日。
チームのエースであるヤス(某ファーストフード店勤務)と二人で、チーム戦術についてミーティング。お互いの職場が近いため、歩いて合流。
 
 「サッカー語るならヤキニクだろ!」(ラモス風)ということで、行きつけの焼肉屋へGO。道中、“キャプテン”が不参加だった先週の練習試合の話題に。「4対3で勝ったらしいじゃん。だれが決めたの?」。“キャプテン”の何気ない一言にヤスのスイッチON!ON!ON!全開フォー!「ヤグさんが1点、助っ人の人が1点、僕は2点決めました。コーナーキックとフリーキックで。えっ?コーナキックですか?もちろん狙いましたよ。巻いてゴールに向かう感じで。フリーキックは30メートルはありましたかね。いいところに入りました。いやー、体力は落ちましたけど、キックはまだまだいけますよ!」。「あっ、そ、そうなんだ(そこまで聞いてないけど・・・)」。ヤスといえば、類まれなサッカーセンスを持ちながらも、目立つことや争いを嫌い、そのたたずまい、大いなる慈しみの心から“神”と呼ばれる男。

押尾学が降臨したかのごときヤスのビッグマウスに動揺を隠せない“キャプテン”。「どうしたんだヤス。お前らしくないじゃないか。はっ!さては職場で何かあったのでは」。ファンファンファンファン ホワワワワワ〜ン。

(お昼を過ぎてガランとした店内。ポテトがまた一つ塵灰と消える)
アルバイトの女子高生「ヤスさん、今日お客さん来ませんねー」
ヤス「そうですね」
アルバイトの女子高生「店長もいないし、新メニューでも作って試食してみましょうよ」
ヤス「僕も社員だからそれはできないな」
アルバイトの女子高生「ヤスさん超ホワイトキック〜。三都州の右足くらい使えなーい!」
ヤス「そんな言わなくても・・・」

妄想終了。はっ、ヤスがドナ○ドのような笑顔で微笑みかけている。「こういう時は調子を合わせて明るく励ましてやるべきだよな」。対人プレーに定評のある“キャプテン”はすかさず、「すげえなー、30メートルって。クラウチ何人分だよ!」。ヤス「・・・・・」。あっ、ノリ間違えちゃった。てへっ♪

 そんなこんなで会場の韓国料理/焼肉「三綺亭」に到着。こことは深〜い関係。BSEで店内がガラガラの時期、会社のフットサル部のオーナーA氏が週に2,3回、若手を引き連れて“豪焼”。しかも「焼肉は“上”」が信条のオーナーは、 “上”しか注文しない。上カルビ1人前2100円ですが、、、。恩義を感じた三綺亭社長(金さん)がフットサルチームのスポンサー契約を申し出て、「ユニフォームに三綺亭ロゴを入れる」⇔「焼肉サービス」という破格の合意。お金まで包まれそうになり、素人チームになんでそこまで・・・。まさか何か大きな勘違いされているんじゃ、と全力で固辞。今にいたる。

 ビール、カルビ、ロース、タン塩とライスという “キャプテン”セレクトのベストメンバーで試合に臨む。肉に隠れてお皿が見えない。あきらかに増量。ヤスを魅了。逆ボッタクリ。“三綺亭”様、あざーすっ!!。タン塩が先頭を切ってピッチにIN。それを合図にカルビ、ロースが「ランパードかよっ!」と三村に突っ込まれそうな鋭い飛び出しを見せる。そしてNOオーダーの野菜盛り、カクテキ、キムチなども次つぎと投入され、優雅なシンフォニーを奏でる。“三綺亭”様、あざーすっ!!

 おいしい焼肉を堪能しながらも、やはり気になるのはチームのこと。組織で点がとれない。縦に抜ける意識やサポートの不足、レギュラーの不参加による連携不足。なかでも重要なのは、「攻めの組み立て」のパターンが決まっていない点。
チームの戦術やメンバーなどは、基本的に監督(セガワールドさん)、キャプテン(そのまんま“キャプテン”)が決めている。でも、二人だけだと煮詰まるんだよねー。もっとみんなの意見が欲しい。サッカーのこと、自分たちのチームのことを、真剣に考えてほしい。だって、うまくなりたいでしょ?勝ちたいでしょ?何よりサッカー好きでしょ?みんなにもっと「意志」を持ってもらいたい。そこでキーマンであるヤスを召集したというわけ。
“キャプテン”の熱い思いを伝え、ヤスが考えていることも伝えてもらった。「オフェンスリーダーになってほしい。お前がオフェンスを引っ張っていってほしい」。ヤスは戸惑いながらも「やってみます」と言ってくれた。いろいろな話をしてわかったことは、やっぱりお互いにサッカーが大好きだってこと。これだよね。これだけでもいいくらい(笑)。ご飯何杯でもいけちゃいます(?)。今週の日曜日の試合が楽しみだなー。

お腹も心も満たされ、いざお会計。ホームの“キャプテン”が支払う。7640円。安っ!ヤスっ!さらに、「端数は引いときますね」とママさん一言。40円くらい甘えてもいいかと、とありがたく受ける。「あれっ??7000円って?640円は端数じゃないですよ!いいです、いいです!」。“キャプテン”必死にレフェリーに詰め寄るも「小銭出すの面倒ですから」という荒技を繰り出され、終了。「ゴチになりました!」。

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