☆夏の選手権大会初出場準優勝校~新居浜商業~

 

※撮影協力:歴戦撮影隊愛媛支部長補佐代理

 

 

 

高校野球を語るうえで、愛媛県を忘れてはなりません。
愛媛県は、ここ10年間の甲子園春夏通算成績も29勝19敗で、全国6位です。


その愛媛県の東部(東予地方)に位置し、四国の中では瀬戸内海側のほぼ中央に位置する人口約12万人の都市で、元禄4年(1691年)に、世界でも類を見ない大鉱床をもつ別子銅山の開坑により、四国屈指の工業都市となり、現在は、銅を素材とした造形物による街並作り、自然と調和した文化・レクレーション施設の建設など、産業文化創造都市づくりを行っている新居浜市に、愛媛県立新居浜商業高校があります。


新居浜商業は、1960年(昭和35年)に愛媛県内唯一の市立高校として開校、1990年(平成2年)に県立に移管され、現在は愛媛県立新居浜商業となっております。
野球部は、春の選抜に4回、夏の選手権に2回出場し、甲子園通算成績は6勝6敗です。


新居浜商業といえば、1975年(昭和50年)第57回夏の選手権大会に、北四国代表として夏の甲子園としては初出場し、2回戦で九州学院(熊本)を3-1、3回戦で三国(福井)を1-0、準々決勝で天理(奈良)を5-1、準決勝で上尾(埼玉)を6-5で破り、決勝では惜しくも習志野(千葉)に4-5でサヨナラ負けを喫しましたが、見事に準優勝を成し遂げました。
この年は、金属バットが甲子園に登場して2年目。「打高投低」が目立った年であった。


参考までに、夏の選手権大会における初出場での準優勝校は、市岡中(大阪)、神戸商(兵庫)、海草中(和歌山)、嘉義農林(台湾)、育英商(兵庫)、鳴門(徳島)、土佐(高知)、早鞆(山口)、防府商(山口)、新居浜商(愛媛)、常総学院(茨城)、済美(愛媛)の12校です。





以上です。

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