☆全国中等学校野球史(50)~満州~

戦前は外地からも予選を勝ち抜いたチームが全国中等学校優勝野球大会に出場していたという事も記述しておきましょう。

中国に野球が伝わったのは100年以上前で、米国や日本への留学生によって伝えられた、また、キリスト教宣教者によって伝えられたと諸説あります。
1921年の第7回全国中等学校優勝野球大会から満州予選(現在の中国東北部)が始まり、初の予選には大連商、南満工、旅順中の3校が参加した。以降、満州予選が廃止されるまでに10校が予選に参加した。
満州からの初代表は大連商で、竜ヶ崎中(竜ヶ崎一)、岡山一中(岡山朝日)を破ってベスト4まで進出している。


初代表校
大連商(大正10年夏)

初勝利校
大連商(大正10年夏)

最高成績
準優勝

春夏通算成績
12勝20敗

最多勝利校
大連商 12勝





以上です。

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