☆4,253個の白球(1)


先日、甲子園歴史館を訪れた。入口から階段を上って右側の「高校野球ゾーン」に入ると、壁一面に並べられた白球が目に留まり、思わず足を止め30分ほど見入ってしまった。
これは、過去最大となっている2005年(平成17年)の高野連加盟校数を表す4,253個の白球を並べた「ボールウォール」で、そのうち1,014個の白球には甲子園出場経験のある校名が刻印されている。

そして真っ先に、白球に刻まれた2つの校名を探した。ひとつは茨城の水戸工業、もうひとつは佐賀の武雄高校である。
この2校は、甲子園球場が会場になっていたにもかかわらず、甲子園球場で試合をしていない2校だからである。

過去にもこの内容を記述しましたが、この2校は1963年(昭和38年)第45回夏の全国大会に春夏通じて初めて出場した。
この大会は記念大会で、北海道から2校、他の都府県からは各1校の計48代表が集まっての大会となった。代表校が増えたことで、会場は甲子園球場と西宮球場が併用された。
水戸工と武雄はともに西宮球場で一回戦を戦い敗れ、その後一度も甲子園に出場していない。


尚、アタシはこの2校の主将を夏の甲子園の入場行進の先導と始球式で甲子園の舞台に立たせる企画書を朝日新聞社に提出している事は内緒です(笑)

 







以上です。

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