☆3月8日 きょうの万葉ロマン探訪



蒲生野一帯は古代朝廷の遊猟地でした。
男は弓矢で鹿や猪など獲物を狩り、女性は紫草などの薬草を摘むことで野遊びを楽しんだ。
蒲生野は、額田王と大海人皇子(後の天武天皇)が交わした万葉集の代表的な恋歌の舞台ともいわれている。


額田王
『茜さす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖ふる』

大海人皇子
『紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻故にわれ 恋ひめやも』

この歌は、蒲生野遊猟のときに交わされたもので、人目もはばからずに袖を振って見せる大海人皇子を額田王がとがめたのに対し、大海人皇子が大胆にも人妻である額田王への激しい恋情を表した歌といわれ、万葉集を代表する相聞歌です。






以上です。



















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