☆9月11日 きょうの新古今和歌集~セ界遺産ぶら探訪~

 

 

 

 


世界遺産の上賀茂神社は、雷の御神威があるとされ、厄除けや方除の神様として信仰されています。
綺麗な水が境内を流れ、春には桜の名所として注目を集める上賀茂神社ですが、縁結びのスポットとしても人気のある場所です。
その理由として、源氏物語で有名な紫式部が縁結びを願って通ったという話があり、紫式部の和歌の歌碑がありました。

~紫式部歌碑~
ほととぎす 声まつほどは 片岡の
もりのしづくに 立ちやぬれまし
(新古今和歌集:第三巻 夏歌)

~和歌の意味~
ホトトギス(将来の結婚相手の声)を待ちわびる間、片岡社の木の下に立ち、朝露に濡れていましょう。

~本日のまとめ~
王朝恋物語の作者も「恋」に想い悩み神頼みすることがあったようですが、今年の「鯉」は神頼みすることもなく悲願が成就したように思います。





以上です。

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