☆LaBOLAリニューアル前に⑥~夏の予選皆勤校おまけ10校~


1915年(大正4年)第1回夏の全国大会の予選に参加した学校は、全国で73校であった。
その後、一度も欠かすことなく現在まで夏の予選に参加し続けているのは、旭丘、時習館、岐阜、西京、山城、同志社、市岡、関西学院、神戸、兵庫、桐蔭、鳥取西、米子東、大社、松江北の15校である。
73分の15が「伝統」を守り続けているのだ。

夏の予選における補足情報として、下記の内容を調べたことがあるので、LaBOLAリニューアル前に再度記述しておきたい。

米騒動で全国大会が中止となった1918年(大7年)第4回大会は全ての地区で予選が終了していたので皆勤参加の対象内、戦局悪化で中止となった1941年(昭16年)第27回大会は予選未開催の地区もあったため対象外となっている。←これ重要!
「予選未開催の地区もあった」と言われると、予選皆勤の15校が1941年の第27回大会予選に参加していたのかどうか興味が沸いてくる。

島根県は、大田中、大社中、浜田中、松江中、松江商の5校が参加を表明していたが予選は未開催。

鳥取県は、鳥取商、鳥取一中、米子中、倉吉中の4校が参加し予選が開催され、米子中が優勝し山陰大会へ駒を進めていた。

和歌山県は、海草中、海南中、高野山中、和歌山中、箕島商、和歌山商の6校が参加を表明していたが予選は未開催。

兵庫県は、明石中、尼崎中、関西学院中、神戸一中、神戸二中、神戸三中、甲陽中、三田中、滝川中、灘中、村野工、育英商、県一商、第一神港、第三神港、中外商、西宮商、阪神商、報徳商、北神商、伊丹中、加古川中、洲本中、豊岡中、姫路中、洲本商の26校が参加を表明し予選は開催されたが、予選6日目までで終了。神戸二中、神戸一中、関西学院中は試合を行った。

大阪府は、生野中、市岡中、今宮中、鳳中、茨木中、岸和田中、北野中、堺中、住吉中、天王寺中、豊中中、富田林中、浪速中、大阪中、桃山中、八尾中、今宮職工、西野田職工、扇町商、関西甲商、京阪商、興国商、此花商、城東商、成器商、天王寺商、浪華商、西区商、日新商、初芝商、北陽商、浪高尋常の32校が参加し予選が開催された。尚、優勝は日新商業。

京都府は、大谷中、京都一中、京都二中、京都三中、聖峰中、同志社中、東山中、平安中、舞鶴中、宮津中、桃山中、京都一工、京都一商、京都二商、京都三商、京都商業、四條商業、福知山商、京都師範の19校が参加し予選が開催さた。尚、優勝は平安中で京津大会へ駒を進めていた。

岐阜県は、大垣中、海津中、岐阜中、岐阜二工、大垣商、岐阜商の6校が参加し予選が開催された。尚、優勝は岐阜商で東海大会へ駒を進めていた。

愛知県は、愛知一中、愛知中、熱田中、惟信中、一宮中、岡崎中、尾張中、津島中、東海中、豊橋中、半田中、南山中、明倫中、愛知工、愛知窯業、起工、常滑工、愛知商、一宮商、享栄商、金城商、中京商、東邦商、豊橋商、名古屋商、名古屋二商、名古屋三商、半田商、碧南商、岡崎師範の30校が参加を表明していたが予選は未開催。

よって、1941年の予選で試合をしていた夏の予選皆勤校は以下の10校でした。

米子東
鳥取西
兵庫
神戸
関西学院
市岡
同志社
山城
西京
岐阜





以上です。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。