☆1,400冊記念「本気の夏、100回目。」~高校野球の歴史の扉~

 

 

 

第1回全国中等学校優勝野球大会は1915年8月18日に豊中球場で開幕した。

第1回大会に出場したのは東北、関東、東海、京津、関西、兵庫、山陽、山陰、四国、九州地区の代表10校。予選に参加した学校は全国で73校であった。

この予選で一番早く試合を行った学校が高校野球の歴史の扉を開いたという事になろう。

 

第1回大会は1915年7月2日に朝日新聞紙面で全国大会の告知がされ、その約1ヶ月半後に全国大会が開催されるというドタバタのスタートだった。そのため予選に参加できない県が続出した。関東地区も予選消化が間に合わず、同年春に東京で行なわれた都下中学野球優勝戦を予選とみなして代表校を送り出し急場をしのいだ。

その都下中学野球優勝戦は、3月27~29日に行なわれたので、3月27日の第1試合が高校野球の歴史の扉という事になる。

その歴史的な試合は、9:30から早大戸塚球場で行われた早稲田実業VS慶應普通部であった。結果は早稲田実業が 5 - 4 で勝利した。早稲田実業はその後も勝ち進み優勝していたので、第1回大会の出場権が与えられた。

 

 

高校野球の歴史の扉を開いたのは、何と、早慶戦であった。

 

 

 

 

 

以上です。

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