☆夏は終わらない2020 高校野球独自大会より~夏の予選皆勤校・桐蔭高校~

  

 

 

『桐蔭』の本家本元は和歌山の桐蔭高校です。

類似品には十分ご注意下さい。(笑)

 

 

 『和歌山中・桐蔭高野球部百年史』によると、和歌山に野球が伝わったのは1897年(明治30年)の9月で、和歌山中に赴任した青年教師の坂口昂と香川直勝がボールとバットを用意し、和歌山城・砂の丸コートで指導したのが始まりとされている。

1913年(大正2年)の4月には「野球校長」と呼ばれた野村浩一が赴任。「末成りの瓢箪(うらなりのひょうたん=顔が青白く、からだの弱そうな人のたとえ)に日本の将来を背負えるか」と運動を奨励し、「野球での訓育が最良」と支援した。1914年(大正3年)には早慶OBをコーチに招き、猛練習で力をつけていた。

1927年(昭和2年)、選抜大会優勝で米国遠征に出た際も、留守部隊の2軍が夏の予選を勝ち抜き甲子園出場。あまりの強さに「県予選初戦で和中に負けたチームは敗者復活」との特別規定まであったという。桐蔭高校の球史は伝説に彩られている。

 

桐蔭高校は和歌山県和歌山市に所在し、1879年(明治12年)に和歌山県立和歌山中学校として創立された140年を越える歴史と伝統を有する和歌山県内屈指の進学校である。

野球部は1897年(明治30年)に創部され、和歌山県内最古の歴史を有する。
甲子園には、春16回、夏20回出場し、春1回、夏2回の優勝を誇る。甲子園通算成績は45勝33敗1分である(勝利数全国23位)。また、和歌山中時代には史上初となる夏2連覇の偉業を達成した。
夏の全国大会予選には、1915年(大正4年)の記念すべき第1回大会予選(関西大会)に、和歌山県勢としては高野山中(高野山)、耐久中(耐久)とともに初参加した。結果は、大阪商(大商学園)に 16 - 0 、明星商(明星)に 16 - 1、市岡中(市岡)に 2 - 1 で勝利し、全国大会出場を果たした。
夏の予選通算成績は195勝80敗1分である。

 

 

桐蔭高校といえば、夏の予選に一度も欠かすことなく参加し続けている夏の予選皆勤校である。また、大正、昭和、平成の3つの時代で甲子園出場という輝かしい戦績を残している。

伝統ある桐蔭高校、夏の甲子園復活に期待したい。

 

 

 

 

 

以上です。

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