『岐阜メドウ』ベンチを作った選手[d25]

今朝見ていた某選手のブログで知りました。



今年、『岐阜メモリアルセンター長良川競技場』が大規模な改修工事に入り、Ｊ２の公式戦では隣接する『長良川球技メドウ』が利用されることになったＦＣ岐阜。


その長良川メドウに、Ｊリーグ開催が出来るよう、お客さんが座れるよう、仮設ベンチスタンドを作る仕事に携わったＪＦＬの選手がいました☆


昨年１２月１９日、ツエーゲン金沢とのＪＦＬ入替戦に敗れたＦＣ刈谷


そこでキャプテンを務め、退団することになり、つい先日ＪＦＬの松本山雅ＦＣ入りが決まったばかりのＧＫ山本剛選手


彼のブログによると、


ＦＣ刈谷での選手時代は、ある会社の工事部で、フルタイムで土方として働き、サッカーを練習するのはその後、夜からだったそうだ。


ＪＦＬと一言でいっても、２年前の栃木ＳＣのように全員がプロ契約で、サッカーだけに専念できるクラブもあれば、


Ｈｏｎｄａ ＦＣのように午前はみなＨｏｎｄａで社業に専念し、午後からみんな揃って練習するというクラブもあるけども

ほとんどのＪＦＬの選手というのはこの彼のような勤務体系のなか、限られた時間での練習を強いられているのが現状だと思います。大変ですよね(>_<)


(話が脱線しますが、静岡合宿でのハードな走りこみのなかで
我らが栃木ＳＣキャプテン落合選手が皆に声をかけたという 『気持ちでがんばろう!世の中にはもっとがんばっている人がいるんだから!」 はそうした環境でサッカーをしている人たちへの思いもあったのかもしれませんね!)



退団後は、移籍先が決まらず、高校のグラウンドを借りてピリピリして練習していたというそのＧＫ山本選手。


ところが、岐阜メドウでベンチ工事をしているときに


『ベンチ作ってる場合じゃないだろ!いつかぜったいにここでＦＣ岐阜と試合をしてやる!」と奮起したそうです。


私個人は、岐阜戦でこのスタジアムに行けるのがすごく楽しみになってしまいました!


一人のサッカー選手の汗と思いが染み込んだそのベンチ


座ってみたいなと思いますね(*^_^*)


ＦＣ岐阜のみなさん、そんな岐阜メドウで、またたくさん素晴らしい思い出を作っていってください。


いつか、山本選手がメドウで誓った夢も、その現場で実現できますよーに☆☆☆