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「特別企画④」湘南ベルマーレ 久光重貴選手モデル DS-1433

 

 

特別企画の最終回となる第4弾は、

Fリーグ湘南ベルマーレ所属の久光重貴選手のシューズです。

 

 

 

久光重貴選手は闘病の末、昨年の12月19日に他界されました。

 

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

 

『デスポルチ DS-1433 久光選手特注』


パールブラック×ケリーグリーン×ゴールド

 

選手オーダーメイド品の為未発売です。

久光選手もサイズは26cm。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前足部から踵までパールブラックの光沢感が凄いです。

 

この画像を見ただけで様々な箇所の仕様が変更されているのにお気付きの方は、相当なデスポルチ好きだと思います。笑

 

 

 

 

 

 

 

【アッパー素材】

 

アッパー全面に柔軟性に優れたカンガルーレザーを採用。

フットサルシューズとしては珍しいオールカンガルーです。

 

 

 

 

 

トゥーガードまでカンガルーになっているのがポイント。

 

 

市販品のほとんどには前足部にカンガルーレザーが採用されていても、トゥーガードだけは耐久性に優れた硬めの人工皮革製のものが付いています。

 

 

つま先まで柔らかいカンガルーレザーを採用する事で足馴染みの良さとサポート性のバランスを取っていると思われます。

 

 

私は一般的にトゥーガードが付いているモデルの方が、指の収まりは良いと感じます。

 

 

 

 

 

この「デスポルチのオールカンガルー」で思い出したのがデスポルチの15周年記念モデルとして発売されたカンピーナスIDSP。

 

定価22,000円のスペシャルシューズです。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、このカンピーナスIDSPのトゥーガードは人工スウェード素材なので、久光選手の別注シューズはある意味で「真のオールカンガルー」といえます。

 

 

 

 

この人工スウェードのトゥーガードも、柔らかく足当たりが良くて摩擦にも強いので素材としては個人的に好きです。

 

 

 

 

 

選手別注モデルの証として、踵には久光選手のネームと背番号「5」がゴールドで刺繍マーキングされています。

 

 

 

 

 

 

そしてシューズの内側・外側の両方にこの久光選手のシューズならではの特徴があります。

まずは内側から確認していきます。

 

 

 

 

 

 

 

トゥーガードのインサイド部分の範囲が市販品よりも広がっており、デスポルチのロゴの下まで延長されています。

 

 

 

 

 

 

市販品の人工皮革製トゥーガード(画像左)の範囲は母指球の横辺りまで。

この細かい特注具合がお分かり頂けるかと思います。

 

  

屈曲時の異物感を無くすためかなと、色々考察してみたりしましたが...

あまり適当な事は書けないので、この仕様変更の意図をお聞きしました。

 

 

 

 

 

 

このトゥーガードの内側を伸ばした1番の理由は

「剥がれ防止」との事です。

 

 

カンガルー皮革は油分を含むので人工皮革よりも接着強度がどうしても落ちてしまうこと、

 

加えて母指球の内側あたりはどうしても剝がれやすいので、トゥーガードを中足部まで伸ばしフラットにする事で段差を無くし接着強度を高めた仕様変更になっています。

 

 

 

 

いやぁ〜、勉強になります!

細かい変更ですが奥が深いですね。

 

 

オールカンガルーモデルならではの仕様変更です。

 

 

 

 

 

そしてシューズの内側のみならず外側にも細かい仕様変更が施されています。

 

 

メッシュの素材が違います。

アウトサイド部のみ市販品よりかなり薄く、中が透けるほどのメッシュが採用されており、

井桁模様の薄い補強材を挟むことで耐久性を確保している形です。

 

 

 

 

 

 

光を当てるとよりクッキリとその補強材の形が浮かび上がります。

より薄いメッシュを採用する事で通気性を重視した仕様変更になっています。

 

 

 

 

 

 

【ライニング素材】

 

ライニングは人工スウェード素材。 

こちらは市販品と同じ素材が採用されています。

 

 

 

 

【中底】

 

中底には市販品「PRO」シリーズにも搭載の緩衝材のNanNexと色違いの同素材が採用されています。

 

久光選手もPORONではなく高発泡のシリコンフォームを好んでいた様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【シュータン】

 

シュータンはサンルイスKI2と同じ形ですが、こちらもシュータンの内側が市販品と異なります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュータンの足首に当たる箇所のみスウェード張りになっており、その部分以外は薄いメッシュのライニングとなっています。

 

 

 

 

 

また市販品には柔らかいフォーム材がシュータンの中に入っていますが、この久光選手モデルではそのフォーム材が取り除かれています。

 

 

 

 

 

 

足首に沿う部分のみ足当たりの良いスウェードのライニングを採用し、その部分以外は薄めのメッシュ素材に変更する事で通気性の確保を図っています。

 

 

アウトサイド部のメッシュ、そしてこのシュータンの素材の変更で徹底的に通気性の確保にこだわったモデルとなっています。

 

 

 

 

 

【インソール】

 

デスポルチおなじみのカップインソール。

表面の人工スウェードが足のブレを軽減。

トゥー部に反発材、ヒール部に緩衝材が付いています。

 

ヒールの緩衝材はPORON。

 

 

 

 

 

 

【アウトソール】

 

久光選手も競技向けのリオソールをチョイスされています。

 

 

 

 

 

【サイズ感】

 

オールカンガルーならではの履き心地です。

未使用品にも関わらず、前足部はもちろん中足部や踵周りに通常の人工皮革の様な特有のハリを感じません。

 

すぐに足に馴染んでくれそうです。

 

個人的にはある程度の硬さが欲しいのでオールカンガルーで無くても良いのですが、

この履き心地がたまらない人も多いのではと思います。

 

 

 

 

 

 

延長されたトゥーガードの違和感は特になく、屈曲もスムーズ。異物感も無くて心地良いです。

 

シュータンの素材も薄くなっているので圧迫感はありません。

 

足首に当たる部分のみスウェードが使われているので足当たりも非常にgoodです。

 

 

 

 

 

【重量】

 

26cm片足で247g。

 

 

このシューズを手にしての第一印象は「軽い!!」でしたが内村選手のトゥーガード無しテッサライトと同じぐらいの重量です。

 

通気性を重視したメッシュ多めのモデルなので軽いと感じたのかもしれません。

 

 

 

 

 

選手別注モデルのラベルを見ればベースモデルが分かると思いましたが、DESPORTEとのみ記載されています。

 

 

他の選手の別注モデルはベースとなるモデルが存在している(○○選手のテッサ、など)のですが、

 

 

アッパーはシュータンの形でどちらかといえばサンルイス、ただソールはボアビスタにも付いているリオソールなのでこの久光選手別注シューズを何と呼ぶかは非常に悩みます。

 

 

 

 

このシューズは完全なる「久光選手モデル」ということですね。

 

 

 

 

 

 

 

今回は4回にわたり湘南ベルマーレの方々のスペシャルな選手仕様のシューズを紹介させて頂きました。

 

 

 

カラーリングのみならず選手それぞれの要望に応える形で、かなり細かい所まで仕様変更されているのに驚かれた方も多いのではと思います。

 

 

 

 

世界的に見てもここまで細かく選手の意見を汲み取ってシューズに反映しているフットサルシューズのメーカーは他には思い浮かびませんね。。。

 

 

 

契約選手のリクエストの中から良い部分をピックアップして製品化されていますので、もしかすると今回紹介させて頂いた特別仕様のモデルを履ける日がやってくるかも。。

 

 

 

 

今後の製品にも期待しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内村選手、ご協力頂き本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

今後も機会があれば当ブログで選手着用シューズの紹介企画を実施したいと思います!!

 

選手の方からの逆オファーもお待ちしております。

 

 

 

 

ではまた後日!!

 

 

 

 

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