言語力

  • Sol Lions
    2021年05月05日 23:19 visibility133

母校を卒業して何年経つだろうか。

と言うか、卒部として言った方がいいのかも。

 

ふと小枝監督さんのことを思い出すことがある。

自分はメンバーではなかったので、監督さんの言葉に触れる(聞ける)機会はそれほどは多くはなかった。

 

覚えているのは、卒部式に頂いた

 

「奢らず、焦らず、侮らず、ゆっくり人生を歩いて行きなさい」

 

と言う言葉だった。

 

自分が社会人になってからは、

 

「高校の3年間でエンジ(公式戦用)のユニホームを着れなくても、人生のレギュラーを掴んだな」

 

と言う言葉だった。

 

こちらの書籍には、自分が聞けなかった監督さんの言葉が沢山ある。

 監督さんから学んだことは、決して野球のスキルではない。

むしろ、それは、ほんのちょっとだけ。

人間性がほとんどだった。当時は解らなかったけど。

 

監督さんに、ご挨拶に伺ったときに、今の会社のことを聞かれた。

"システムエンジニアとしてIT企業で頑張ってます"と、お伝えしたら、

 

「高校の3年間でエンジ(公式戦用)のユニホームを着れなくても、人生のレギュラーを掴んだな」

 

優しい笑顔で、返ってきました。

 

自分も小枝監督さんの教え子になります。

監督さんから学んだことは、野球を通じて返すことはできませんが、社会人として、ちょっとだけ先に行けた先輩として、会社の後輩には伝えて行きたいと思います。

sell野球

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