今年の初観戦は、女子高校生で。

  • 2014年01月12日 14:08 visibility496

夜勤明けの朝焼けは綺麗だった・・・。

その向かう先は、

「女子サッカーの聖地」を目指す、磐田市。

第22回全国高等学校女子サッカー選手権・一回戦を観戦に行きました。

インターハイに女子サッカーが加わった為、冬の選手権は男子だけではなくなったのです。

TBS系列、地上波・CS・BSで放送されてます。

 

この大会を観戦し出して3回目になります。

年々、観戦の関心が高まっている様でお客さんが多くなってました。

そのせいか?今年は観戦できるエリアの制限少なくなってました。

昨年までは、このオフィシャルの位置(多目的グラウンド)まで入れたのですけどね、残念です。

この大会を観戦に来るようになったのは、女子サッカーに良い意味で予想を裏切られた事と写真を撮るのにとても美味しい環境である事でした。

なので、今回も自身が撮った写真を交えながら、観戦の感想を書いてみたいと思います。

 

他会場も有る中で、此のゆめりあ競技場に来たのはすぐ隣も試合会場と云う事と、大会注目チームがいる事。

まずは、優勝候補筆頭の常盤木学園(宮城)対本庄第一(埼玉)

常盤木は、なでしこチャレンジリーグで優勝するなど実力折り紙つきの強豪。

本庄は・・・、スミマセンほとんど知りません。

 

予想通り?と言っては失礼ですが、常盤木の攻勢で試合が進みます。

自分が見ていて思ったのは、常盤木の選手達は「目が良い」。

コレは、「視力」の話しではなく「視野」の話。

味方・敵・スペース・試合の流れなどの状況把握がとても良い気がしました。

なので、判断の良いパスワークだったり、相手の攻撃の芽を摘むDFが出来るのだと思いましたね。

 

しかし、サッカーは攻めっぱなしが出来るほど簡単なスポーツではありません。

本庄第一も少ないチャンスを生かそうとしますが、ソレを決定機にする事はなかなか出来そうにありませんでした。

 

後半もこの構図は変わらないと、大変なのは本庄のGK。

常盤木は、ゴール前でもこぼれ球なのどにキッチリ詰めてくるので身体を張る場面が多くなっていました。

自分もGKだったので、こう云う悪い身でGkが目立てしまう状況は・・・辛いです。

 

本庄も最後まであきらめず頑張りましたが、

個人技も高い常盤木が順当に6-0で勝利した。

 

此の試合で、良く撮れたかな?と云う写真は、

コレかな?

 

 

次の試合は、大会ホームページで気になったチームの試合。

椙山女学園高校(愛知)対日ノ本学園高校(兵庫)。

椙山女学園?え?愛知では有名な御嬢様校の?自分の住んでる所の聖カピタニオを抑えて東海3位で出場とは、ビックリです。

毎回上位に入る日ノ本学園相手にどれくらいやるのか?

 

開始早々、日ノ本が攻勢をかけます。

すると、Pエリアで接触プレーに「パキッ!!」の音。

いきなりの退場者、しかも骨折。

この瞬間を写真で抑えてしまったのですが、足が変な方向に曲がっています。

余りに可哀相な画像なので載せませんが、スネ当てしていても骨が折れるなんてね・・・・。

 

試合は選手交代で続行、この影響とは関係なく

日ノ本の高い個人技に終始攻勢の場面が続く。

(此の囲まれた状況で奪われない)

特にサイドからの人の絡みの良い攻めは絶妙

得点を重ねていく。

 

後半になっても、イヤさらに日ノ本の攻勢は勢いを増す。

しかし、本当に日ノ本の個人技は高い。

決して椙山の選手が下手か?と言ったら自分の様なオッサンが対戦したらコテンパンにやられるだろう位は上手のだ。

 

こうなると、やはり先程の試合同様にGKが大変。

このGkは、あまり背が高くなく、それを見越して日ノ本はミドルをゴール上に狙い決めてくる。

(この角度でループ決めたのはビックリしたね。)

 

結果、0-11と云うスコア。

初出場の椙山に、日ノ本と云う相手はレベルの差があり過ぎたかもしれないが、この差を知ったことでこの差を埋めるべく次の目標が出来たのではないだろうか?

 

此の写真が良く撮れたと思います。

 

 

次の試合は、常葉学園橘(静岡)対北海道大谷室蘭(北海道)。

コチラの試合は、実力拮抗で面白いモノでした。

 

技術的には橘の方が攻勢でしたが、北海道ならでは?の粘りの有る守備でしっかりと対応していたのですが、カウンターから綺麗に決め橘の先制。

 

技術的実力差が見えるコレまでの3試合で、やはり押されてる方は苦し紛れのクリアボールや焦りの余り単調なロングボールが増える為、自分達の攻め方出来ない状況に追い込まれてるようだった。

 

 

しかし、此の試合では押されてる側の大谷のDFには、まさに「粘り」と云うモノが見られた。

コレまでの2試合は、実力差から相手に降られ、頭と身体がバラバラになり足が止まりがちの後手後手のDFだったが、しつこいDFはやはり相手にやり辛さを与えていた。

 

結果、1-0で橘勝利。

しかし、試合は見ごたえのあるモノだった。

 

 

 

イイ感じだった、写真。へへへ

 

 

この大会。11日から16日まで磐田市で行われています。

冬の選手権は、国立だけでは行われていませんよ。

磐田でも熱い女の戦いが繰り広げられています。

是非、観戦に訪れて下さい。

 

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