ファジ ラストプレイで劇的勝利


 




前回の対戦 2011年6月12日 徳島2-2岡山@鳴門


 




 









 


今季4点目


 


パスを繋いで徳島陣内に進入し、左サイドをスルスルと上がったCB植田が


中央のDH千明へパス。これをダイレクトで徳島の最終ライン2人の間を通すパスが


左斜め前方へ出されるとボックス内に進入したCB植田が滑り込んできた徳島DFを


交わし、中央へ横パスを入れた。これをフリーのFW久木田が落ち着いて


右足でゴール右に流し込んだ。


→DH千明とCB植田の珍しいオーバーラップとワンツーで生まれたファインゴールでした。


 



J3年目の最終戦は、J1昇格のかかった徳島とのホーム・カンスタでの試合。


両者リスクを冒さず無難な立ち上がり。ファーストシュートは岡山。


相手からボールを奪い、パスをバイタルエリアで受け反転してFW石原が


ミドルを放つもゴール右に外した。トップに起点を作らず前線3人が流動的に動く


今季あまり見られなかったゼロトップの布陣で挑んだ岡山だが、思い切りの


いいシュートはあったものの、裏を取ったり、DF間を突いたりすることは出来ず、


決定機をほとんど作れなかった。サイドチェンジをしても左WB田所にボールが


収まらないことが何度かあり、サイドからのクロスもほとんど入れらなかった。


一方、徳島は昇格のプレッシャーなのか動きに精彩を欠いていたように見えた。


MF柿谷選手のロングスローをDF西嶋選手が頭で落として、MF徳重選手が


ダイレクトでシュートを放つもGK真子の正面。MF柿谷選手がミドルシュートを


打つと、CB一柳の体に当たり、GK真子が伸ばした指に当たり、最後はポストに


弾かれた。惜しいシーンは作るものの、岡山DF陣を崩すまでの攻撃は出来ず、


前半はスコアレスで折り返し。


後半開始直後、徳島が左サイドからアーリークロスを入れ、これを受けようとした


ゴール前のFW津田選手をWB田所が倒したと判定され、PK献上。


キッカーは前節ホーム鳥栖戦でPKを外したMF徳重選手。GK真子が右に飛び、


弾かれたボールはバーを叩いてゴールラインを割らずバウンドしGK真子が


キャッチしPKを阻止。ここから攻守が激しく入れ替わる展開へ突入。徳島が徐々に


前掛かりになり、カウンターで攻める岡山。FW石原、WB澤口がミドルを放つも枠の外。


そのFW石原を諦め、今季で退団が決まったFW岸田を投入すると、一層、カウンターが


冴え渡った。あいかわらずFW岸田は外していたが、「打て!」と思った瞬間に


シュートを打ってくれる数少ない選手でした。試合終了に近づくにつれて、徳島DF陣の


足が止まり始め、ロングボールから岡山が徳島ゴールに迫るも、なかなかゴールが奪えない。


ロスタイムは4分。引き分けを覚悟していたが、パスを丁寧につなぎ中央を突破し、


岡山が得点を上げた。徳島のキックオフで再開されるも、即ホイッスルが鳴り響き、


J1昇格のかかった徳島を下した岡山が、今季スタートの鳥取、岡山、徳島、愛媛による


ダービー戦「PRIDE OF 中四国」の初代王者(3勝3分)になった。


徳島は、ボックス内で果敢に仕掛けてくるものの、人数を掛けて守る岡山DF陣を


最後まで崩すことは出来ず、昇格の夢は断たれてしまった。


 


今季の徳島とは2試合ともロスタイムに岡山が得点を上げ


アウェイで引き分け、ホームでは勝利だった。今季の札幌(1勝1敗)を除いて


この3年間、J1昇格を決めたクラブは岡山に対して十分な実力差を見せつけ


勝ち越しているので、徳島はJ1昇格にはまだ早いってことなんだろう。


 


一方、岡山は最後までハードワークを絶やさず、監督も言っていたが今季ベストゲームと


言える内容で最高の締めくくりが出来た。ストヤノフの去就にもよるが、


監督は続投されるので、個のレベルアップと3バックをさらなる熟成させ、


来季J1昇格争いに参戦してくれると信じています。


 



 





J1昇格で意気揚々としているのはわかるが、静かにすべきときは静かにしましょうよ。


 


J1昇格がかかった相手との対戦にもかかわらず、思った程、伸びなかった入場者数





 






 






昨年は、試合後に知らされ、寂しい思いをしましたからね・・・。


 
































































































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