2019 天皇杯 3回戦 岡山 1-2 川崎 @Cスタ

 

 

 

 

川崎のフォメは、4-1-4-1のようにも見えたが、J1第22節アウェイ名古屋戦と同じ

4-2-3-1で記載しています(間違っていたらスミマセン)

 

 

【岡山視点による超雑感】(PA:ペナルティエリア、右/左は攻撃側から見て)

スタメンは、前節ホーム大宮戦(0●1)より9人(SH久保田とSB廣木以外)入れ替え。

DH西村は移籍後初スタメン。SH武田拓真はプロ初スタメン。

 

台風10号接近に伴い、キックオフ2時間前くらいから雨が降り出し、

前半は、短時間に大雨が降っていたものの、後半から小降りになり、

延長戦では止んでいた天候で行われた川崎フロンターレとの初対戦。

 

川崎ボールでキックオフ。

岡山が積極的にボールを奪いにいくものの、個で勝る川崎が雨のピッチを感じさせない

パスワークでボールを運び、両SBの高い位置取りからシンプルに前線にクロスを

送り続けるもFWレアンドロ ダミアン選手は精彩を欠き、シュートに持ち込めず、

右SBのマギーニョ選手の強引なシュートの方が目立っていた。

個人的に期待していたMF齋藤学選手のドリブルは、直線的ばかりで、

雨のピッチの為、華麗なテクニックは見られなかった。

岡山の前半のシュートは、クロスに合わせたCB増田とFW赤嶺のヘッド2本のみ。

どちらも枠を外し、何度かゴール前に持ち込むも決定機を作ることなく、

川崎ペースで進み、岡山が何とか持ち堪えて、前半スコアレスで折り返し。

 

後半、岡山ボールでキックオフすると、ま、まさかの先制点を奪ったのは岡山だった。

後半1分、中盤でパスを繋ぎ、中央にいたSH久保田がPA右角外にいたFW赤嶺にパス。

FW赤嶺は、右サイドを駆け上がっていたSB下口にタイミングよくパスを出すと、

SB下口は、ダイレクトで右足を振り抜き、低くて速いクロスをゴール前に送ると

ニアにSB久保田が飛び込み、川崎GK新井選手とDFの間を通過したボールを

飛び込んだFW中野が右足でゴール中央へ押し込んだ。 

 

リーグ戦3試合連続無得点だっただけに、久々の流れの中からの得点に歓喜するも

これで岡山ペースとは成らず、川崎がギアを上げて反撃を開始すると、

後半4分、川崎がMF齋藤のドリブルから得たゴール正面のFKをMF脇坂選手が右足を

振り抜き、ゴール左に決めるも、なぜか、壁の密集地で川崎のファールがあり、

ノーゴールに。その後も川崎の攻勢が続くも、DF陣が体を張り、

GK金山のファインセーブで何とか凌ぎ、FW中野がカウンターを狙うも

シュートまでには至らず。

 

アディショナルタイムは4分。このまま岡山が逃げ切れるかと思いきや、

GK金山からのリスタートを左サイドでSH武田拓真が抜きに掛かるも

2人に囲まれ、ボールを奪われると、途中出場のMF阿部選手がゴール前に右足で

浮き球のクロスを放り込むと、FWレアンドロ ダミアン選手が胸で落とし、

近くにいた途中出場のFW知念選手がリターンすると、FWレアンドロ ダミアン選手は

右足で止めてから左足で前へ蹴り出すと、ゴール左下に決まり、

前後半15分の延長戦へ突入。

 

延長戦の岡山のシュートは、負傷したFW中野に代わったFWレオミネイロの1本のみ。

何回か裏抜けに成功し、GKとの1対1に持ち込めそうな場面で、何故か、川崎のDFに

追いつかれて、勝ち越し点を奪えず。FWレオミネイロはスピードが自慢だと

思っていたが、途中出場にも関わらず、川崎のスタメン選手にスピードで負けるとは

完全に交代要員の人選を間違ったと思った。

仲間かイ ヨンジェなら軽く得点していただろうに・・・。

 

延長戦も川崎が押す展開になるも、延長戦からDFチェ ジョンウォンを投入し

守備固めに入った岡山が集中力を保ち、守り続け、PK戦に持ち込めれば

御の字だと思ったが、延長後半、途中出場のDF車屋選手が左サイドを

突破し、ゴールライン付近からクロスを入れると、スライディングし

クロスをブロックしようとしたSB下口の手に当たり、PK判定に。

延長戦後半12分、MF家長選手が左足でゴール右にPKを決めて、

川崎が逆転し、ほぼ勝負あり。

岡山が同点ゴールを狙いに行くも、余力を残していた川崎DF陣が

無難に守り切り、岡山は残り1分耐え切れず、逆転負けで

クラブ初の3回戦突破を逃した。

 

あ、余りにも悔し過ぎて、試合後は呆然。

 

中2日のJ2リーグ戦に備え、大幅なターンオーバーで挑み

クラブ初のJ1相手のジャイアントキリング、一歩手前まで

追い込んだのは評価したいが、スタッツや内容を見たら

完敗で、雨のピッチでなければ、90分で勝敗が決していただろう。

セカンドボールを拾えず、1対1では攻守ともに通用せず、

個のレベルが明らかに違っていた。

 

J1への道は、まだまだ遠いです。

 

このピッチで戦った選手らが、残り15試合のリーグ戦で

活躍してくれれば、この敗戦も意味のあるものになるのだが

本日、2点に絡んだ生え抜きの下口が、AC長野パルセイロに

育成型期限付き移籍するリリースが発表され、

移籍が決まっていたら、別の選手をテストしておけって

思うわけで・・・。 

 

 

【写真諸々】
選手入場前の川崎フロンターレサポーターさん達

台風接近する中、大勢、来岡して頂き、有難うございました。

無事に帰れたのだろうか・・・。

 

 

天皇杯3回戦16試合の中で堂々、2位の入場者数 

ちなみに、1位は横浜FM 2-1 横浜FC@ニッパツの12489人

まぁ、流石に横浜ダービーには負けちゃうよね(笑)

 

 

試合後の選手挨拶 

ここで拍手するのがサポーターなんだろうけど、こうゆう結果、何度も観せられると、

拍手する気になれないんだよなぁ~。

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