2020 J2 第4節 岡山 0-2 北九州 ＠Ｃスタ

Ｊリーグ再開後初の有観客試合に行ってきましたので観戦記、残しておきます。

 

報道陣がいつも多く、全国ニュースや新聞にも取り上げられ、特別な試合でしたが

結果が・・・。

 

 

 

前半終了時のDAZNのスタッツ

 

試合終了時のDAZNのスタッツ 

 

【Ｊリーグ通算対戦成績】岡山 5勝 5分 4敗　得点18 失点15
前回対戦成績　2016年7月31日 J2第26節 北九州1-3岡山＠本城
 
【岡山視点による超雑感】（PA：ペナルティエリア、右／左は攻撃側から見て）

スタメンは、前節アウェイ磐田戦（1△1）と2人入れ替え。

CB田中→CB後藤（今季初）、SB松木→SB徳元（2試合ぶり）

 

数時間前に雨は止み、138日ぶりのＣスタでの試合。

「平成30年7月豪雨（西日本豪雨）」と「令和2年7月豪雨」で被災された方々への

黙祷を行い、北九州ボールでキックオフ。

 

前半はシュート数は上回ったものの、ボール支配率、動きや崩しの質、

総じて北九州の方が優勢だった。

立ち上がり、北九州のハイプレスに戸惑っていた岡山はロングボールを多用するも

前線で収まらず、敵陣でボールを奪えた時は、清水、上門、パウリーリョらが

ミドルシュートを放つも、GK永井選手の好セーブに阻まれ、決定機は作れず。

パウリーリョらのミスから中央でボールを奪われると、北九州にカウンターから

フィニッシュまで完遂され、テンポのいいパス回しやサイドチェンジから

揺さぶられたものの、前半はスコアレスで折り返し。

 

後半立ち上がりからギアを上げた岡山だったが、耐えた北九州が反撃に移ると

後半16分、あっけなく北九州が先制。岡山陣内中央右からMF加藤選手が右足で

ファーサイドへ柔らかいクロスを上げると、MF椿選手が頭で右斜め後ろに

折り返すと、PK外からFW鈴木選手が左足でダイレクトシュート。

岡山の選手に当たり、PA内右に毀れるとフリーでいたMF髙橋大選手が

胸トラップから右足を振り抜くと、GKポープと右ポストの狭い所を

ぶち抜いた。守備の枚数は足りていたが、クロスが上がった時点で

ボールウォッチャーになっていた。

 

先制を許した岡山は交代カードを1枚切るも、その直後に2失点目が・・・。

センターサークル付近からMF加藤選手が右足でスルーパスを出すと

SB徳元、CB後藤の間を抜け、裏に飛び出した途中出場のFW佐藤選手が

PA内に持ち込み、GKポープとの1対1をなり、左足を振り抜くと

グラウンダーのシュートがゴール右下に綺麗に決まった。 

一瞬の隙を突かれ、完全に裏を取られての失点は今季初だが

2試合連続で縦パスから失点を重ねていたので、課題が全く解決しておらず

最終ラインのアラートの無さとポジション取りが拙かった。

 

その後、 後半32分と38分に2枚切りし、交代カードを切り終えるも

守りに入らない北九州の守備網を突破する攻撃力を交代選手らで見せられず

MFパウリーリョの枠内への右足ミドルぐらいで、ほとんど盛り上がることなく

終了のホイッスルを聞き、今季初黒星を喫した。

 

生観戦出来たことは良かったが、スタグルも声援も手拍子もタオル回しも、

サポーター同士の会話も無い現地観戦なんて、有料興行としては

成立しているとは思えず、 虚しさだけが残った一戦だった。

 

北九州の方が動きが良く、完敗でしたね。

岡山は、Ｊ再開後、スタメンはほぼ固定されているが、ロングボールを

多用しているわりにはセカンドボールを回収する選手はおらず、

サイド攻撃も不発で、新加入のSH白井、SH上門らの

実力が発揮されにくいサッカーをしているのが歯痒い。

MF白井は、開幕戦で魅せたボランチの方が合っていると思うのだが・・・。

 

 

次節は、7/15(水) 19時～　アウェイ愛媛戦

今日の試合、北九州サポーターがメインスタンドに紛れ込んでいたみたいだが

アウェイサポの参戦はいちを禁止されているので、大人しく自宅でDAZN観戦しますわ。

  

【順位（第4節終了時）】13位　1勝2分1敗　得失点差-1

  

【写真諸々】

購入したチケットはバックスタンド自由席（中央北）前売1800円

バックスタンドは、北、中央北、中央南、南の4区分で、

赤色のテープが貼られている座席しか着席出来ず、横は3席分、前後も空けていたが、

斜め方向には人がいるので、ソーシャルディスタンスが守られていたと言い難い環境だった。

いちを斜め後ろに数少ない知り合いがいて談笑したので、一抹の不安は残った。

 

選手入場前のバックスタンド（アウェー寄り） 

 

選手入場前のバックスタンド（ホーム寄り） 

結構、密になっていた感じがしたので、バックスタンド中央のチケット枚数は

もっと制限すべきでしょうね。

 

キックオフ直前のピッチ

 

4000~5000枚のチケットは完売せず、Ｊリーグ再開後、最初の有観客試合にしては

平凡な入場者数となった。