武士道 新渡戸稲造

”武士道”  新渡戸稲造著


 


  岡倉天心の”茶の本”が日本の茶道の良さを示す積極的な書であるとするなら-


  ”武士道”は欧米人に対する受け身の書であると言えるだろう(・・;)


 


110年以上前に新渡戸博士が30代で療養にアメリカに住んでいた際に-


  ”日本人は無宗教なのに、如何にして道徳心を涵養出来るのか?”


  との米人の質問に即座に答えられず、後に武士道が日本人の道徳心の源


  であると考えて、英文で著した。  


 


ルーズヴェルト大統領がこの著を読んで、友人達に配布した事は有名である。


 


武士道に相当するのは欧米では騎士道であるが、封建制の崩壊と共に-


  キリスト教に吸収されていったとされている。


 


ラスキン(英)によると騎士道に関する言として-


 ”戦争を通じて言の心理と思想の力を学び、平和の中で浪費した”


   と、戦争を肯定している。


 


武士道も戦闘に於けるフェアプレー精神とも言えるが、その成り立ち


義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義等の道徳体系が大事な要素である。


 


武士道に関してはマダマダ記す事が多くあるので、ここで一旦ストップ。


 


      

























chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。