風花帖

”風花帖”  葉室麟著  朝日新聞出版

 主人公の新六は、「何のためだ?」と問われて、

 「人としての思いでござる。」

 「お主は清く生きようとしすぎる。・・・」に対して、

 「・・天から降る汚れなき雪も地に落ちれば泥になります。

    されど、落ちるまでの美しさはひとの心を慰めます。」

 想い人が他家に嫁いでも、想い続ける新六の生き様。

  剣の達人故に利用され続ける。

 小笠原藩で江戸末期にあった白黒騒動に纏わる話。

  藩主が愚かな所が今の首相に重なり合う様だ。

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