蠕動で渉れ、汚泥の川を
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まこと@古希ジョッパークライマー
2016年08月19日 16:45 visibility234
”蠕動で渉れ、汚泥の川を” 西村賢太著 集英社
筆者の私小説風作品。
中卒で家を飛び出した貫多の17歳。
日雇いの悪生活を立て直すべく、洋食店で週払いのアルバイトを始めた。
ようやく安住の地を得たかと思いきや、次第に周囲と合わなくなり
自滅への道を辿ることになる。
17歳なのに爽やかさが全く無し。
”根が至って小心であり、かつ、スタイリストにもできている”
という貫多には全く共感できなければ好意も持てなかったが・・・
この子はこの先一体どうなるんだろうかと考えさせられた。
- 事務局に通報しました。
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