ひとり日和

”ひとり日和”  青山七恵著  河出書房

父母は離婚、母は仕事の関係で中国に駐在し、20歳の娘・知寿は一人暮らしとなる。
 その知寿が東京の遠い親戚で71歳の吟子さん宅に下宿させてもらう話。
  どこかひねくれてて、年配の人に意地悪な事を言ってしまうのに、
   彼氏にはなかなか言いたい事が言えない。
    手グセもチョット悪い。
  そしてそんな自分にいつもイラついている。
それでも知寿の人生に対する迷いを吟子さんとの生活でなんとなく和らいでいくような。
知寿が歳をとったら、吟子さんみたいになるんじゃないかなと思わせるがどうか?
 正社員にやっとなって、春になりつつある頃、不倫の予感が・・・

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