稲穂の海

”稲穂の海”  熊谷達也著  文芸春秋
8つの短編。
捕鯨を描いた「酔いどれ砲手」
農家の将来に不安を抱く「稲穂の海」
語り部の創造作「梅太郎」
屋台を営む夫婦「屋台《徳兵衛》」
開拓農民「桃子」
田舎街で二番目の車「てんとう虫の履歴」
ほら吹き男爵「星空を見ていた夜」
一人暮らしの母を案ずる「団地の時代」
何れも宮城県が舞台の1960年代の話。
 チョウド我々が小学校-中学校の時代で
懐かしく思える内容もあれば・・・
 たかが車を買うのに除幕式をやったりとか
  やっと電気が通う様になったとか
   東京オリンピック開催を契機として
    時代が変わっていく様を描いている。

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