終の住処

”終の住処”  磯崎憲一郎著  新潮文庫
 芥川賞受賞作品。 再読です。
彼も、妻も結婚したときは30歳を過ぎていた・・・
 冒頭から娘、黒いストッキングの女、生物教師
  サングラスの女、70歳に近い老建築家等
   固有名詞は一切使われていない。
    人間関係が複雑でなければ、これで良いのだろう。
抒情詩の如き文章は不思議な感覚を呼び起こす。
 アメリカから帰った彼はそこで娘がアメリカに行った事を知る。
  家族関係の極めて希薄な状態下--
   妻との終の住処を思い、話は終了する。









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