終の住処
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まこと@古希ジョッパークライマー
2014年06月29日 07:41 visibility156
”終の住処” 磯崎憲一郎著 新潮文庫
芥川賞受賞作品。 再読です。
彼も、妻も結婚したときは30歳を過ぎていた・・・
冒頭から娘、黒いストッキングの女、生物教師
サングラスの女、70歳に近い老建築家等
固有名詞は一切使われていない。
人間関係が複雑でなければ、これで良いのだろう。
抒情詩の如き文章は不思議な感覚を呼び起こす。
アメリカから帰った彼はそこで娘がアメリカに行った事を知る。
家族関係の極めて希薄な状態下--
妻との終の住処を思い、話は終了する。
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