黎明に起つ

”黎明に起つ”  伊藤潤著  NHK出版
北条早雲の生涯。
時代は応仁の乱、細川勝元と山名宗全の争いに
 備中育ちの若き早雲が巻き込まれる。
将軍候補義視の側近(一種の人質)として京入りするが
 騒動のさなか、故あって兄を斬ってしまう。
その後の備中での暮らし、東国に移っての行動が
 淡々と語られる。
将軍家、大名は利己的で民を重視する早雲とは
 考え方が相容れないことを悟る。
巻頭の登場人物一覧が30数名と多く
 実際に読み辛い面もあったが
  適当に飛ばしながら読めば
   文章自体は分かりやすかった。
早雲を扱った小説は他にもあるが
 これは比較的読みやすい方かもしれない。
 

 

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