草々不一

”草々不一”  朝井まかて著  講談社
時代は江戸後期、身分としきたりだけは厳しい下級武士の生活を
 人情味あふれて書かれた8編の短編集。
中でも「蓬萊」「春天」「草々不一」は、女性の一途な想いに共感できた。
「蓬莱」は格上の婿養子になった男の疑問が解かれる様が楽しい。
「草々不一」は、妻の遺言を読む為に手習い所に通い出した武術一筋の忠左衛門の話。
  三回忌の法要の後に、やっと遺言を読む事ができ、「妻と子に謀られた」と気付くのだが、
   一人残された夫を案じての妻の優しさにhグッときた。

 

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