八月の魔法使い

”八月の魔法使い”  石持浅海著  光文社
大手の洗剤メーカーを舞台にした企業ミステリー。
お盆の時期に開かれた役員会に、出自不明の事故報告書が
 映し出されたところから話が始まる。
無能な役員達による足の引っ張り合いとは別に、
 同時並行的に総務部で黒幕追求が展開され、
  若手の主人公が活躍する。
政治的な決着を取るが、犯罪では無いのでこんなものかな。
 定年退職直前の元切れ者が後継者を得るところで
  ハッピーエンドと言えるかもしれない。
筆者の作品の中では”この国”の方が私の好みだった。

 

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