これからお祈りにいきます

”これからお祈りにいきます”  津村記久子著  角川書店
筆者の作品は3作目。
本作品は2篇構成で、
 どちらも信仰心はないが、自分ではなく他人のために
  祈りに行ってしまう高校生と大学生の話。
1篇目の高校生は小学校時代、
 彼の街に住む神"サイガサマ"について自由研究をし、
  調査したことがあるだけに、その神についてはかなり懐疑的。
2篇目の大学生にしても、
 ただ神社仏閣好きで地味な大学生で、
  信心深いということはないが、
   最後には祈りに行ってしまう。
これと言ったところはないが、
 何となく気になる作品ではある。

 

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