吸涙鬼

”吸涙鬼”  市川拓司著  講談社

筆者の作品は初読みだがとても良かった。

 別作品も読んで見たい。

この作品は聖なる話のようで・・・

 愛は必ずしもそばにいることが全てではない。

美紗の心情が、恋から愛へ徐々に変わっていくのが良い。

不寛容と独善で満ちた世界で、

 孤立している彼女達の、

  究極の愛が詰まっているお話。

エピローグでは美紗が幸福な人生を、

 同じように孤独だった種育家とともに咲かせること

  それが吸涙鬼の彼の願いだった・・・

 

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