市民大会2連発

5月3日
 さいたま市男子ダブルスBクラスに出場。ペアはいつものニンジャさん。
 AクラスからBクラスにクラスダウンしての出場なので、初戦ぐらいは勝てるだろうと思いつつも、僕の体調はというと笑っちゃうくらいの絶不調だ。
 そもそも五十肩が痛くてサーブが打てない。バックハンド、スマッシュもけっこう痛い。その上、一昨夜から結石の症状が出ていて、正直、テニスどころではない。一昨夜は左腰の後ろ側が耐え難い鈍痛で七転八倒して眠れず、ようやく痛みがおさまったと思ったら、今度は尿意がとまらなくなってしまう。以前、結石をやったときも同じ症状だったのだけれど、どこぞにひっかかった石が尿意を催させる神経をチクチクと刺激するらしく、「いますぐトイレに行っておしっこしないと漏らしちゃう!」という超切迫した尿意がとまらなくなってしまったのである。トイレでおしっこを出した瞬間からもうおしっこをしたくてしたくてたまらないという、とんでもない拷問状態なのだ。昨日1日、必死に水分をとってどこぞに詰まった石を流そうと頑張ったおかげか、多少は尿意もおさまりつつあるのだけれど、それでもやっぱりおしっこがしたくて我慢できなくなってしまうのである。


 そういう状況なので、まともなテニスができるかどうか、不安材料しかなかったのだけれど、とにかく試合には出場した。
 相手は若いペアだったのだけれど、試合がスタートしてすぐに、無理をして先にミスをするような展開にならなければ勝てる相手と判明。これは、きっちりつないでいく試合だぞ。
 ところが、案の定、自分が絶不調でミスるんだよなあ。たいしたボールじゃないのに、ミスってしまう。めちゃくちゃ自分の調子がよくない。ま、分かっていたことではあるのだけれど。
 そしてニンジャさんはというと、無駄に攻めていってバックアウトしたり、弱気になってネットにひっかけていったりと、これまたやることがチグハグ。目の前にチャンスボールがあがってきたときに、思いっきり打ち込めばいいのに、なぜか丁寧につないでしまったりしている。チャンスボールが来たら、ミスってもいいから思いっきり打ち込んでくれってあれだけ頼んだのに。
 とにかく、攻めるべき場面とつなぐべき場面とが、完全に間違っている。
 結局、2-6であっさり初戦敗退。普通のテニスをしていれば勝てる相手に、一方的に負けてしまってめちゃくちゃストレスが溜まってしまったぞ。自分があまりにも不甲斐なさ過ぎて、ショッカーにつかまって改造人間にされてしまえ!と思うぐらいに落ち込んでしまう。

 

5月4日
 さいたま市男子ダブルス60才の部に出場。結石による尿意はだいぶおさまってきた。試合の直前に2回トイレに行ったので、なんとか試合の間は我慢できるだろう。


 今回僕らは第1シードとなっていたので、第1ラウンドはなくて第2ラウンドからの試合となる。そこで、第2ラウンドの対戦相手を決める試合を観戦すると、いまいちパッとしない試合内容で一進一退を繰り返している。長い試合をかろうじて制したペアはというと、強打はいっさいなし。かといって、厳しいコースをついてくるというわけでもない。しいて言うなら、アドサイドの選手のバックにボールが入った時に、ストレートを狙ってくるのが大好きなのと、やたらとロブを使ってくるというのが武器というぐらいか。正直、無理して攻めたりする必要はなく、こちらがミスらずに3球返せばむこうがミスってくれるだろうと思った。ところがペアのニンジャさんはというと、その試合を観ながら「いやなロブを打つなあ」「いまのうまいなあ」「いやな相手だなあ」と、どんどんネガティブ思考に陥っていく。あのレベルの試合で、どうしてそこまでネガティブになる?


 第2ラウンドからなので多少は待たされるだろうなと思ってはいたが、予想以上に待たされてしまう。延々と待たされて、すっかり待ちくたびれて、もう試合なんてどうでもいいもんねという気分になってしまうのだけれど、それでも呼ばれない。
 ようやく試合に呼ばれたのは、受付を済ませてから2時間半がたっていた。すっかり戦意喪失だよ。


 自分サーブから試合がスタート。五十肩でまともなサーブが打てないのだけれど、特にサーブでポイントを奪う必要はなく、とにかくミスなく打ち返していればなんとかポイントはとれる。ところが、3球続けることのできない人がこっちにもいた。とにかく後ろからガンガン打ちまくるニンジャさん、ラリーがまったく続かないのだ。いや、そこは攻める場面じゃないからね。こっちがミスさえしなければ、相手が先にミスってくれるからね。
 こっちはいっさい打ち込まずに、ロブを混ぜたりしながら丁寧にラリーを続けているのに、バコバコ打ちまくるニンジャさん。もちろん、決まればポイントがとれるショットだけれど、当然ミスも多い。
 頼むから3球続けて返してくれとお願いすると、こんどはネットを越えないヘロヘロボールばかりになる。思いっきり振り抜かないとボールを返せないというのだ。ふだん、練習でラリーをしている時と同じように打てばいいだけなんだけど、それができないというので、仕方なく「じゃあ、思いっきり振り抜いてください。好きにプレイしていいから」と許可を出す。


 ニンジャさんのアドサイドからのサーブが相手のバックに入った時、ストレートを打つのが好きだということは分かっていたので、わざとストレートを空けて誘ったりもしたのだけれど、なぜかストレートを抜きにこない。そのかわり、サーブがバックにはいると必ずストレートロブで僕の頭上を抜いてくる。確実にそのコースに打ってくるのが分かっているのに、ネットダッシュを繰り返してストレートロブに対処できないニンジャさん。「サーブがバックに入ると、必ずストレートロブを打ってくるからね」と言っているのに、どうしてもネットダッシュをやめようとしない。なぜ?


 かくして試合は相手先行で進んでいき、3-5と追い詰められる。仕方なく、スライスサーブのスピードをあげる。これ、痛いんだよ。すごく痛いんだよ。でも、これでサービスをキープして4-5。
 チェンジサーブのベンチでは、ニンジャさんの弱気の発言が連発される。頼むから、いまここで弱気にならないで。相手は勝ちビビリに入っているんだからね。こっちのチャンスなんだからね。
 いままでは攻撃的なショットはまったく打っていなかったのだけれど、ここでフォアストロークのスピードをあげて相手にぶつけていったり、センターを抜いていったりして5-5と追いつく。続くニンジャさんのサーブもキープして6-5とひっくり返す。


「ここをとらないととっても面倒なことになるから、絶対にとるよ」とニンジャさんを鼓舞したのだけれど、「きっととられるんだろうなあ」という予想通りに相手がキープして6-6と並んでタイブレークに突入。
 このタイブレークも相手が先行するものの、それを追い上げてひっくり返して、あと1ポイントとればこちらの勝ちという場面まで行っておきながら6-6と追いつかれてしまう。そしてコートチェンジをして、相手がサーブを打った瞬間、「えっ、ちょっと待って」と思ったのだけれど、時すでに遅し、ニンジャさんがミスをして相手がポイントをとっていた。いま相手がサーブを打ったけど、いまはニンジャさんがサーブを打つ場面だよ。だけど、確定したポイントは覆らない。じゃあ、次のサーブは誰がどこから打てばいいの? どうすればいいのか分からなくなって困っていると、役員さんが入ってきてニンジャさんがアドサイドからサーブを1本打って、次は相手がアドサイドから打つのだと言われる。えっ、それっておかしくない? ニンジャさんはさっきアドサイドから打っているんだから、今度はフォアサイドじゃないの?と思ったのだけれど、もういいや、役員さんの言う通りにしましょう。
 というわけで、ニンジャさんがアドサイドからサーブを打ってゲームを再開したのだけれど、センターを抜いてきたボールに合わせた僕のバックボレーがワンボールアウトしてゲームセット。


 明らかに勝てる相手と思ったのだけれど、ま、仕方がないかな。しかし、競った試合は必ず負けるんだよなあ。哀しくなってしまうぞ。

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