ヨシノブの矜持。(48位)

ヨシノブが始動した。

かつての黄金ルーキーで、

天才肌の打撃と攻撃的な守備で一世を風靡した。

巨人にとっては、松井秀喜以降、チームの顔となるはずだった、

はえぬきスター。 

どうですか？これ！ 

まさしく美男美女、

俳優と女優の結婚みたいっすね ！ 

そんなヨシノブも近年は怪我に悩まされ、

かつての輝き、精彩がない。 

巨人の高橋由伸外野手（３３）が１１日、沖縄・恩納村での自主トレを公開した。昨季の先発出場はプロ１１年目で最少の６８試合にとどまったが、苦しんだ腰の回復状態はまだ５０％程度。通算１５００安打、そしてレギュラー奪回がかかる０９年に向け、悲壮な決意を滲ませた。

http://www.sanspo.com/baseball/news/090112/bsa0901120509002-n1.htm 

共に巨人の黄金時代を築くはずだった、

盟友の上原浩治、二岡智宏がチームを去り、

宿命のライバル・川上憲伸も日本を去り、 

ほんとうに「一人」になってしまった。 

ヨシノブの視界も、ずいぶん淋しくなったと思う。 

どう考えても格下の、亀井義行にあおられ、 

もはや、ベテランの悲痛、悲哀さえ感じられる。  

腰が調子悪いのなら、ふてぶてしく休めばいいのだ、ウルフ。

もうオマエは若手なんかじゃない。

清原、松井の影に隠れる、次男坊、三男坊でもない。 

おまえはウルフなんだ。

寝たふりをしながら牙を磨き、

血で血を争う闘いに、じっくり備えればいい。