てこ入れが必要かな

  • DIME
    2010年04月21日 23:48 visibility147

お久しぶりでございます。

開幕からほぼ一月が過ぎまして、21試合で13勝8敗、結果的に1位になっていますけど、チームの調子が良くはないですよね、ただ開幕から全開で行く必要は無いのでこれで良いと思いますが。
全般にこの一月を説明すれば、「必要なコマ数が足りてなくて大変なはずが、一部の選手のびっくりするぐらいの上出来でカバーしきってしまった」というところでしょうか。一月ぐらいならばこういう幸運で乗り切れます。
まぁ結果の出てる部分をあれこれ論評するのも面白くないですし、この程度で。

さて、ここから交流戦まで3週間となりました。明日の横浜戦を含めて15試合あります。
この15試合に関しては、今のコマの中で乗り切りつつ、交流戦に向けてどのように布石を打っておくかというところがポイントかなぁと思います。

まず投手陣について。
ひとつ先に断っておくべきこととしては今年は被本塁打率を基本的にはあまり考慮していません。
最終的に増えるのは確かでしょうけど、どのぐらいに落ち着くかはわからないです。その上にまだ母数も少ないとなってくると、現時点で1、2本打たれているっていうのが、「当たり目」が先に出ただけなのかそうでないのかがほぼ判別不能です。

先発に関してはここ数年の起用傾向を考えると、交流選に関しては少ない先発でまわしていくことが予想されます。たぶん4人か5人でしょう。
そして残り15試合といってもGWの不規則日程(9連戦)が間に入ります。
となってくると、もはや6枚しっかり立てるって必要は無いですよね。今いる先発の精度を高められる策を重ねつつ、特に9連戦などで谷間が出てしまったら福田聡志か野間口貴彦かでお茶を濁しておく、ぐらいでいいと思います。
私は持論としては先発の間を詰めて対処するのが正しいとは思っていないのですが、ここ数年はそのやり方で結果がでていますからね、私の方が間違っているのでしょう。

中継ぎに関しては、ひとまず山口鉄也の話はいろいろ複雑に絡まってきますのでまた別途。
なんといっても触れるべきは久保裕也でしょう。去年までの久保裕也だったら「先発で使っておいた方が」と言うところなんですが、今年に関しては(まだイニング数が少ないとはいえ)奪三振率の高さが別人です。この数字をもし維持し続けるのであれば先発するなんてあまりにもったいないです。勝ち用の3枚の中の一枚として十分に使えるでしょう。
金刃憲人は数字で見れば傍で言われてるほど悪くはないというか、別に山口鉄也の再転向において「金刃がダメだから」というのが理由になるようには思えない程度の数字は残していると思ってます。越智大祐や山口鉄也の当初はもっと悪い数字だった気がするんですけどねえ。
小林雅英は、三振はもともと少ない投手で、「三振以外=バットに当たる」以上俗に言う劇場型になるのはある意味当然なんですが、それをカバーしているのは被打率、ひいてはWHIPの低さだと考えると、現状6イニングで被安打8というのは打たれすぎ。ただし、これらの議論に関してはそれ以上に「母数が少なすぎ」ってほうが正確だと思います。 
全投手に関して言えることですが、中継ぎに関してはまだ母数が少なすぎるので。残り15試合を費やして見極めるぐらいのペースでいいのではないでしょうか。

さて、対処が必要なのは野手の方で、ここからだいぶ失速してくるのではないのかなぁと見ております。
完全に一部の野手のバカあたりで全体をカバーしていますから、それらの選手の調子の波が平均化されるにつれて全体が落ちていくのはきわめて自然だと思います。

って書いていたら時間が来てしまいました。細かい言及は別途。
とりあえず、打線の調子がまだどうにかなっているうちに一塁手への対処が必要です。
高橋由伸でも亀井義行でも李承ヨプでもその他誰でもいいですから、ひとまずは一番と思う選択肢を一つに絞って固定。その選択肢に対して15試合をかけて見極め。
同時に2軍も活用しつつ「打てる三塁手」の候補発掘を。上記の一塁手で誰も出てこなかった場合の次の選択肢として小笠原一塁転向への布石を打っておくべきでしょう。

二塁手は現行のまま15試合かけて見極め。こちらはあまり固定することに固執せず今のような使い方でいいのではないかと思います。

残りの15試合に関しては5割なら十分、1勝2敗ペースで行ってもトータルで5割以上は維持できますからOKだと思います。
むしろここでは多少の取りこぼしは目をつぶってでも判断がつきかねる選択肢に関して、一定の結論を出すことのほうが重要なのではないかと考えます。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。