窮屈の話術

昨日、ニュースで西川貴教が5000万の詐欺事件に巻き込まれたそうだ。おかしな話、被害者の西川よりこの加害者がよく5000万を出させる事が出来たと感心した。5000万を払わせる話術は、下手なの芸人より上手い。もし話術の物凄い下手な詐欺師がいたら、5000万と言う大金を取れないはず。もし緊張して噛みまくる詐欺師がいたら途中で詐欺とわかり出資しないだろうな〜
儲け話に裏がある。何十億円の投資に失敗した人を知っているが、宝くじや競馬、株、投資みたいな一発勝負の危険勝負を理解しなく、「儲かる」からと言う点しか頭になく出資してしまう。博打でも株でも商売でも確実は、無い。
過去に何人か詐欺師に出くわした事があるが、特徴は、全て同じである。
演技もアカデミー賞クラス。下手な役者より凄い。分析すると詐欺を演じる強弱が必ずある。手口が巧妙でけして怒らず、金を持っている人を判断する選び方が上手い。まず多くは、借りる前から借りたお金より多く払うと相手に伝え、夢を膨らます。例えば「1万貸して、返す時に倍にするから」とか相手に期待をさせる。貸した本人は、儲かると思いこみ貸してしまう。いくら儲かるとかではなく、単なる儲かるからだけだ。よく詐欺師が使うパターンは、大金だのに借用書を書かせず、口答で貸し借りの約束をさせる。入り方は、必ず相手に対して下から話す。「ゴメン、急なんだけど一万貸して」と急用を理由に借りる。そして「すぐに返すから」これがキーポイントだ。期限を言わない。またものすごく困っていて焦っている姿を出す。
慌てている姿で相手を考えさせない。この焦り方が上手い。普通、金融機関は、何処でもいくらでもお金を借りる時は、いくら焦ってもすぐに貸さない。信用性、担保などを確認し、借用書を書かせる。その項目は、単純ではない。細かい点がびっしりかかれている。
返済内容、利息等が書かれている。詐欺師は、これを知っているので省略させるため、自分に都合よく口答だけでおさめる。法的には、口答でもOKであるが、立証は、難しい。「借りてないよ」と言えば終わり。だから直接、現金を取りに来る。振込みをしたら振込みの証拠が残るからやらない。実に巧妙だ。証拠を残さないのが一流の詐欺師だそうだ。(笑)もし騙されたら高い話術の勉強したと思えば良い。

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