2014年巨人のルーキー回顧-4(その2）：奥村（右投げ左打ち内野手）への思い．

 奥村と私との出会い（？）を取り持ってくれたのは茶柱さんです．3/8の春季教育リーグでの日ハム戦で，腰の入った素振りで茶柱さん（と私）を魅了した奥村は，打席でも左投手の佐藤投手からレフトオーバーの2塁打を打つのです（http://labola.jp/diary/287495012）．奥村は，この後の茶柱さんの動画でも左投手と対戦するケースが多いのですが，打席でほとんど崩されませんし，ボールの見逃し方がすごくいいのです．レフト方向の打球は伸びますし，インコースも引っ張れます．セカンド守備も安定していて，春の時点で，巨人の生え抜き2塁手ドングリ-ズ（寺内・藤村・大塁）より上ではないかと私は思いました．私は，同世代の篠塚のファンなのですが「篠塚二世だ」と思いました．

3/9の奥村：安定した2塁守備

　http://labola.jp/diary/297775017

3/16の奥村：イースタン公式戦で左変則の小石投手（西武）からレフト前ヒット

　http://labola.jp/diary/292515043

3/23の奥村：マルチヒットと引っ張って大飛球とファインプレー

（「只者ではない」「天才」といった茶柱さんの声あり）

　http://labola.jp/diary/309835025

そして，茶柱さんの動画に引かれて4/5に奥村を見に戸田球場に行った私の前で奥村はファインプレー・盗塁・右中間3塁打と活躍を見せてくれたのです．

4/5の奥村：http://labola.jp/diary/325315085

　茶柱さんの動画で，やたらと興奮している私の声が入っています．

このようにはつらつとしてプレーを見せていた奥村が，その後，伸び悩んでいくことについては茶柱さんがレポートしてくれています．プロの壁はそれだけ厳しい訳ですが，この選手を使わない手はないと思います．2塁手として，かつての篠塚のように「主役」になれる可能性のある選手だと思います．来季も片岡が不調の場合，井端や寺内でお茶を濁さないで，原監督には奥村を使って欲しいと切に願います．あの厳しいBANBABANさんが，「今，1軍で2塁で使っても2割5分くらい打っちゃうのではないか．」という趣旨の事をどこかで書いていましたが，全く同感です．