イースタン　巨人2－1　日ハム　グライが1軍先発として使えそう（9/23, 246,831，野球2，総合5）．

嫁さんサービスもかねて，本日G球場で12時半から行われた巨人－日ハムを一緒に見てきました．もしかしたら，舎人さんに会えるかと思って，バックネット裏付近を探しましたが見つけられませんでした・・・実は面識がありませんが・・・

　この試合の前まで，イースタンの首位は日ハムで１ゲーム差で巨人が追う形になっていたので首位攻防戦ということになります．

今年からイースタンとウエスタンの交流戦が本格的に始まり，チームによって交流戦の数が違うのに，そのまま成績に加えられるため，「各チームの試合数が異なる」という変則的な形になっています．ちなみに，巨人の交流戦数は最多の16試合なのにたいし，日ハムは０なので，それがそのまま試合数差になっています．優勝は勝率で決まるので，上記の事情により，同じ貯金では，日ハムの方が勝率で巨人を上回ることになり有利です．変だと思うけど，試合数を増やしたかったのは巨人だろうから仕方ないのだろうなあ．

試合ですが，

日ハム
１西川（DH)，2中島（遊），３3今成（捕），4佐藤（三），5市川（二），6松坂（中），7関口（右），8浅沼（一），9谷口（左），投手：中村
　
巨人
1脇谷（DH)，2松本（右），3隠善（左），4中井（三），5大田（8），6福元（二），7田中大（一），8河野（捕），9山本（遊），投手：グライ

　がスタメンでした．ちなみに，日ハムのスタメンで松阪選手と関口選手を除く７人が左打者です．
　試合結果と成績についてはこちらをどうぞ．2－1で巨人が勝ち，首位日ハムとはゲーム差なしとなりました．

＊投手について
　グライが７回1/3を1失点5安打10三振．140km/h台の半ばのストレートと，120km/h台のチェンジアップとスライダーを駆使してすばらしいピッチングで，2軍とは格の違いを感じました．．唯一の失点は，カウントツーボールから安易に直球でストライクを取りにいって，西川選手に打たれた本塁打によるもののみ．１軍は先発５番手以降がいませんから，来週には上がってくるように思います．

　グライの後を投げた高木は，左打者を無難に抑えて８回は０．９回も，あたりそこねのショート内野安打で先頭打者をだしたものの，次の打者のバスターによる投ゴロをうまくさばいて併殺にしとめ観衆から大きな拍手が起きました．でも，1軍から落ちてきたばかりの選手というのは，どこか自信がないのでしょうか．1点リードの2死無走者から，慎重になりすぎるあまりボールが先行し，ストライクを取りにいったところを安打されるということを繰り返して二死１・２塁となったところで降板しました．1軍に戻るにはもう少し時間がかかるでしょう．

　９回二死１・２塁のピンチで出てきたロメロは，相変わらずのロメロ劇場で，次のバッターに3－2から四球を出して二死満塁とし，その次のバッターにも3－1となりましたが，何とかその後はストレートをストライクゾーンに投げ続けて，3－2から粘られたもののライトフライに打ち取って試合終了としました．まあ，相変わらずなので，今シーズン中の再昇格は難しそう．

＊打者について
　日ハムの投手から5つの四死球は選ぶものの，ヒットはわずか２安打で寒い内容でした．1点目は福元の押し出しによるもので，2点目の山本の本塁打がなければ，みるべきものが皆無となるところでした．日ハム先発の中村投手が，緩急をうまくつかっていたし，コントロールが悪いのが逆に的を絞りにくかったのだとは思いますが，もう少し何とかしてほしかったです．川相監督の指導によるものか，３つ試みたバント（隠善が２回，河野が１回）はすべて決めていましたが・・

　山本は，今日の本塁打で９本塁打，打点も４０に達し，チーム二冠王です．何とか1軍でもチャンスを与えてやってほしいと思います．