2014年オフの巨人の戦力外等予想(投手編,2014年1月17日版)

好むと好まざるとに関わらず,毎年10名以上の選手達が巨人を去っていきます(http://labola.jp/diary/158055000)。育成選手への移行も含めてそのような選手達を予想します。贔屓の選手の名前が出ていて不愉快になられるかたもおられると思うので,そのような方には予め謝っておきます。

 以下は,今年の成績が悪ければ,引退・戦力外・育成選手移行になる可能性のあると私が考える巨人の選手達です。実力はあるものの,巨人では余剰戦力なので,トレード対象となり得る選手も含めています。下記で()内の選手は育成選手です。()内の数字は年齢で2014年末で計算しています。



投手(支配下:7名,育成選手:6名)

右:久保(34)・香月(32)・越智(31)・(野間口(31))・江柄子(28)・(雨宮(27))・(成瀬(22))・(森(21))

左:(高木康(32))・セドン(31)・星野(30)・須永(29)・(柴田(25))



・久保と越智

故障のため,この2年間の1軍での成績は皆無に等しい。共に功労者だから球団は2年待った。3年は待たないと思う。



・香月

 「飛ばない統一球」の2012年にオリックスで52試合に投げたものの防御率5.18,「飛ぶ統一球」の2013年は巨人で19試合で防御率6.16。32才と伸びしろも期待できない。使い勝手の良い投手だが,この防御率なら,若手投手にチャンスを与えた方がよい。



・野間口

 故障があったとはいえ,ついに昨年育成選手となった。早期に復帰して二軍で結果を出して支配下に戻り,さらに1軍で結果を出さないとオフには戦力外だろう。ハードルはかなり高い。



・江柄子・雨宮

 巨人が投手力低下もあって3位となり,しゃにむに投手をかき集めた2011年ドラフトで獲得した選手である。その後の外部補強や在籍選手の成長によってすっかり投手陣が整備された今は余剰感が強い。江柄子・雨宮は、共に27才以上であり,「若手」ということで待ってくれる年齢ではない。彼らより年下には、澤村・小山・菅野・田原・笠原・宮國といった(すでに彼らより実績のある)若手右投手が目白押しである。相当の結果を出さないと戦力外になると思われる。



・成瀬・森

共にまだ若い育成選手だが、成瀬が4年目,森が3年目で2軍でも結果を出せていない。少なくとも2軍で相当の結果を出さないと、育成選手とはいえ,戦力外になり得ると思う。



・高木康・星野・須永

 巨人は若手左腕が充実してきたので(公文(22)・松本(21)・今村(20)・田口(19)),今年結果を出せないと,30才前後の彼ら3人の内の一人か二人は,オフに整理される可能性がある。



・柴田

 内海が高評価して,原沢GMに柴田の支配下登録を直訴したということで期待はできる。しかし,上述のように柴田より年下の有望な(すでに支配下選手の)若手左腕が複数いることも事実である。今年で育成3年目ということもあり,成瀬・森と同様に少なくとも2軍で相当の結果を出さないと,戦力外になり得ると思う。



追加

・セドン

入ったばかりだが、1年契約の外国人投手なので、結果がでなければ、戦力外になるだろう。

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