野村投手・益田投手,新人王おめでとう!でも・・・

順当な結果だと思いますが,ちょっと気になる点があります.次点の選手の得票と成績とを比較してみます.

セリーグ
野村投手,200票,成績:27試合,172回2/3,9勝11敗,防御率1.98
田島投手,40票,成績:56試合,70回2/3,5勝3敗30H,防御率1.15
パリーグ
益田投手,116票,成績:72試合,75回1/3,2勝2敗45H1S,防御率1.67
武田投手,80票,成績:11試合,67回,8勝1敗,防御率1.07

 セパ両方とも,先発投手と中継ぎ投手との対決だったわけです.
セリーグは,田島投手の成績に割には,野村投手との得票差が大きすぎる気がするし,パリーグは,益田投手の成績の割には武田投手との得票差が小さすぎる気がします.個人的には,この得票差が逆なら納得できます.
 益田投手の成績は,中継ぎとしてはほぼ目いっぱいの数字に近いでしょう.それが,先発投手として8勝の武田投手と得票が拮抗してしまっている.田島投手の成績も,中継ぎ投手としては上位の成績ですが,内容がよいとは言え9勝の野村投手に大差をつけられてしまっている.昨年,中日の浅尾投手が中継ぎとして始めてMVPを取りましたが,まだまだ中継ぎ投手の評価は低いと思います.

*最多勝利が15-17勝程度,最多ホールドポイント(ホールド+リリーフ勝利)が50程度であることを考えると,ホールドポイント/3=勝利数というように考えてみてはどうでしょうか?そうなると,田島投手の35ホールドポイントは11-12勝に,益田投手の47ホールドポイントは15-16勝ということになり,印象がずいぶん変わってくると思います.


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