中日6-1巨人:8月の山場の9試合の初戦は完敗(8/18,167890,42)

今週は,中日との3連戦(ナゴヤD),阪神3連戦(東京D).来週の前半は中日との3連戦(東京D)と,中日・阪神との9試合がこの時期に組まれています.いっこうに先発投手の調子が上がらない中で,この9試合はきつい.中日はホームであるナゴヤDで滅法強く(勝率が7割近いはず),阪神も東京Dを得意としているので特に今週はきつい.大きく巨人が勝ち越すというのは考えづらいので,何とか,最初の3連戦2セットをを1勝2敗2セットで,来週の3連戦を2勝1敗の合計4勝5敗くらいで乗り切れないかなどと思っていたら・・・やはり昨日の初戦は負けましたな・・・.グライシンガーは,もう少し時間がかかりそうです.



中日はこの巨人3連戦の後は,ヤクルトとの3連戦です.ヤクルトには中日も(前の3連戦で)3連敗をくらっていますから,中日も巨人だけに集中というわけにはいかないでしょう.たとえば,吉見投手を中5日で明日の巨人戦にもってこられるとかなりきついのですが,そういうことはしないように思います.まあ,混戦になってきた「恩恵」というべきかもしれません.



他方阪神は,巨人の3連戦を除くと,横浜・広島相手ですから,巨人・中日よりは楽かもしれませんが,先発二本柱だった,スタンリッジ投手が離脱,久保投手が不調気味とこちらも巨人同様先発投手に苦労しています.ただ,打線は一時の不調から回復したようですね.



昨年は,この時期にナゴヤDで中日に3連勝して突き放し,最後は独走でリーグ優勝しましたが,そのような展開は望むべくもありません.何とか,阪神・中日にくらいついていって,9月勝負に持ち込みたい所でしょう.巨人は,先発投手はがたがたですが,リリーフは何とかなっています.これは,先発投手が早く崩れると「捨てゲーム」になることに加えて,負けパターンのリリーフ(野間口・星野(高木)・マイケルあたり)がそれなりのピッチングをして,勝ちパターンのリリーフを投入する必要がなくなっているからです.その結果,6回ぐらいまでに勝ち越していると,勝ちパターンのリリーフをつぎこんで星を拾えています.先発投手の不調は交流戦から続いていますが,それでも交流戦以降の成績で5割を保っていられる理由がここにあります.原監督も,そのあたりはよく我慢してリリーフのやりくりをしているように思います.このあたりは,よく先をみていますね.リーグ3連覇をした監督だけのことはあります.



なんとか,この9試合(残り8試合)を乗り切ってほしい.

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