交流戦までの成績を振り返る

もう交流戦始まってしまいましたが、とりあえず総括ということで.


 


成績:38試合、25勝10敗3分け


阪神戦:4勝1敗1分


中日戦:7勝2敗


広島戦:3勝4敗2分


ヤクルト戦:4勝1敗


横浜戦:7勝2敗


 


・できすぎです.第1の要因は投手陣のがんばりです.リリーフ陣に加え、不安だった先発陣で、福田・東野・ゴンザレスが台頭し、試合を通じて落ち着いたゲーム運びができるようになりました.特に、中継ぎ陣が他球団に比べて優秀で、終盤に競った試合の多くを拾える結果となっています.


・打撃陣は、小笠原・ラミレス・李が、波はあるものの、おおむね額面通り打っていることに加え、坂本のさらなる成長と松本の台頭、亀井の着実な成長で、安定して点がとれています.他方、他の球団は、全体として、打線が巨人に比べて小型化が進んでいます.スモールボールをするのには良いかもしれませんが、怖さが少なくなっていることは事実.


・でも、一番大きい要因は、巨人以外のセリーグ5球団が、現時点でチーム再建途上にあるということでしょう.5球団の中では、ヤクルトがいち早くチームの新たな形を作りつつありますが、阪神は監督が替わったこととJFKの解散と矢野の衰え、中日は川上・中村・ウッズが抜けたことと谷繁の衰えでチームの形がまだ見えていません.広島は、大野・川口全盛の時代の「守りの広島」になりつつありますが、強打者が栗原一人のつらさはぬぐえません.横浜はまだ模索が続いています.


 


・交流戦相手のパリーグの球団は、そのような訳にはいきません.チームの形が出来ていることはもちろん、巨人より大型打線のチームもいます.打率NO1の日ハムにやられたのは、その一つの象徴かもしれません.何とか、5割プラスアルファぐらいで乗り切ってくれないかなと思っています.


 


 




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