ドラフトでの球団の意図を考える:巨人の捕手・野手の陣容(62500,5)


昨日のドラフトでの球団の意図(育成も含め,捕手3名・内野手1名・外野手1名を取得)を確認するために,巨人の捕手・野手の陣容(登録選手+育成選手)をチェックします.上の表で「対抗」とは,レギュラーほどではないがそのポジションで1軍での実績がある選手,「控え」は1軍の経験があり2軍での実績もある選手,「養成」は1軍経験のない選手だと思ってください.*は育成選手で()内に名前のある選手は他のポジションと重複している選手です.



このようにして眺めてみると,決してキャッチャーは(他に比べて)手薄ではないことがわかります.ここにドラフトで3名の捕手をとりました.ブルペン捕手が必要とはいえ,この人数は多すぎると思います.養成と控えの位置づけの上記6名の捕手から,戦力外かトレードで1−2名削ることが前提になっているように思います.2塁は明らかに余っていますね.岩館はさぞ首筋が寒いことでしょう.サードは小笠原の後釜が弱いですが,一応,中井・大田という後継者を育てています.ショートは,今年の坂本の伸びが急激で控えとの差がずいぶんあいてしまいました.サード・ショート用の養成ということで陽川を育成で指名したのでしょう.外野はラミレスまたは谷の後継者が弱いので長野を今回取ったことになります.なお,上記で,高橋由が怪我から復帰しない場合,左外野手の迫力が不足するということはご理解いただけると思います.レギュラーシーズンも左の代打では苦労しました.



今後,上記控え捕手の1名+若手投手あたりと,他球団の控えの左外野手とのトレードはあり得ると思います(阪神から放出が噂されている林選手とか・・・).





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