巨人のドラフト展望

アマチュア選手のことはくわしくないので、巨人の主力選手の年齢をもとに簡単に考えます。

・捕手

 主力の阿部が29 歳、第2捕手の鶴岡が31歳。阿部の怪我が気になるけど、第2捕手としての鶴岡の 実力はCSで証明されましたし、その次の、加藤・実松も27歳で、加藤は昨シーズン第2捕手としての力をしめしましたし、実松も2軍での結果はよいようで す。加藤・実松については、クルーン(の気質・フォークボール)との相性という課題はありますがね。ライバルの中日(谷繁)、阪神(矢野)の方が主力捕手 の高齢化が進んでおり、ドラフト上位で捕手をとる必要はないように思います。

・右投手

 おそらくMLBへ行く上原の穴が気になりますが、今年活躍した、越智・東野・西村はいずれも20台前半です。1軍で実績のある、栂野・野間口・福田・会田も同様。ということで、少なくとも大学・社会人からの右投手を、ドラフト上位でとる必要はないと思います。

・左投手

  終盤は、左のリリーフは山口一人でしたが、これは山口が良過ぎたから頼ったという見方もできます。ラミレスが外国人枠から外れるので、バーンサイドが来 シーズンは外国人枠と関係なく使えます。彼が、先発でもリリーフでも使えるのは明らかで、藤田・金刃・林もいるので、やはり、ドラフト上位で大学・社会人から左投手をとる必要はないでしょう。

・内野手

  ショートセカンドについては、坂本に加え、寺内・脇谷・円谷・岩館とすでに余っています。もちろん二岡もいますしね(FAが気になるが)。他方、打力が求 められる1、3塁については、高卒1,2年目の田中とか中井とかしかいません。長年、1・3塁は外からとってきたせいでしょうね。35歳の小笠原は怪我を おしてサードを守っていますし、李は、日本シリーズの結果次第ではMLBに行く可能性もあります。二岡サードという手があるとはいえ、1・3塁を守れる強 打者をドラフトでとることが必要でしょう。また、強打者を育てるのに時間がかかるのは、明らかですしね。

・外野手

 左は、亀井(26)・隠善(24)・松本 (24)といますが、高橋由が不安定ですし、今年台頭した鈴木もすでに30歳でかつ怪我が多いので磐石というほどではない。でも、右は加治前しかいないのが実情です。やはり右外野手が必要ですかね。

 

・まとめ

 ということで、強打の右内野手・右外野手をドラフト上位でということになりました。捕手を除いては、巷でうわさされている通りの結果となりました。さてさて、どうなりますか・・

 

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。