2009年巨人戦力:投手編(2009.1/7)

皆様 あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。


さて、まだキャンプ前ですが、今シーズンの巨人の戦力分析(投手編)をしたいと思います。


メジャー流出確実な上原も除くと,現状での支配下選手が64名となり,6名も空きがあります。今後,外部補強か,育成選手からの支配下登録があると思いますが,とりあえず現有戦力で考えます。ただし、昨シーズン1軍登板のない投手は原則として省いています。


 


先発(枠5-6)


当確:(右)グライシンガー,左:内海・高橋尚の3名


当落線上:(右):木佐貫・久保・東野・栂野・野間口・西村,(左)金刃・(バーンサイド)


穴:会田,福田


先発(右)は,上原が抜け,木佐貫が昨シーズン後半から不調なので混戦模様です。 中継ぎ投手の(右)が余っている感じがあるので,東野・西村が先発に参戦してくると思います。 右下手の会田も,同様の理由で先発に入ってくる可能性があると思っています。昨シーズン後半の勢いから見れば,久保・東野が抜け出す確率が高そうです。


 


抑え(枠1)当確:クルーン
バックアップ:M中村,山口,越智
クルーンが投げているときは、相手チーム打者はバットをふる必要はないのではないかという話がありますが、最終回で負けている状況では,一般に待球戦術は困難です。それから考えると,球威はあるが制球に不安のあるクルーンを生かすのは「抑え」しかないのです。2008年のシーズンは,クルーンを抑えで(我慢して)固定したので,余った有能なリリーフ投手を中継ぎにどんどんつぎ込め(したがって、代打もどんどん使え),原監督いうところの「車懸かりの陣」が可能になりました。そういう意味で,今年も,良くも悪くもクルーンの出来が1つの鍵になると思います。


 


中継ぎ(枠5-6)


当確:(右)豊田,M中村,越智(左)山口,バーンサイド


当落線上:(右)東野・久保・西村・会田・福田,(左)(金刃),藤田,歌藤



林が抜けて(左)の中継ぎが足りなくなったこと,先発もできること,ラミレスが日本人とみなされて外国人枠が空くという3点の追い風でバーンサイドは1軍枠には入ってくると思います。残り1枠前後を,藤田・歌藤や,上述の先発争いから敗れた投手で争うことになると思います。


 


で、以下は個人的な予想(開幕時点)です。


 


先発(枠6)


(右)グライシンガー・久保・東野・木佐貫または西村


(左)内海・高橋尚


(ただし,久保・西村に関しては,中継ぎ兼用の可能性有り)



抑え(枠1)
クルーン


 


中継ぎ(枠5)
(右)豊田,M中村,越智
(左)山口,バーンサイド
(バーンサイドについては,先発兼用の可能性有り)



・懸念1:先発


久保・東野・西村の実績が少ない分,先発が弱い気はしますね。中継ぎ陣が好調なら,先発が不調でも星が拾えるので先発を育成と割り切ることができますが,中継ぎ陣が不調なら先発の緊急補強があるかもしれません。


・懸念2:中継ぎ


山口・越智の昨年の登板過多からくる疲労が心配です。阪神のJFKやかつての岩瀬のように、中継ぎで50試合以上投げて次の年も安定した成績を残すというのは一般にマレです。山口・越智が健在で、M中村が昨シーズン並みなら、豊田・クルーンが衰えてもカバーできますが、逆だと大変です。特に山口が働けるかどうかが、クルーン以上に今年の巨人投手陣の鍵になると思います。


 


 

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