巨人(原監督)が炭谷捕手を欲しがる訳を考える.

2018年のシーズンで,巨人は首位広島と13.5ゲーム差をつけられて3位.首位広島との直接対決は,7勝17敗1分で,広島戦の10の借金(広島にとっては10の貯金)が,13.5ゲーム差の主因となっていて,これを何とかしなくてはなりません.

 チーム防御率を見ると,巨人のチーム防御率は3.79でリーグ1位です.

 しかし,対広島戦に限ると,巨人のチーム防御率は5.24で,他のセリーグ4チームの広島戦での

 防御率と比較するとリーグ最下位です.

 

 リーグ1位の防御率が示すように,巨人の投手陣の力量は決して低くはない.にも関わらず,広島戦になると

 ボコボコに打たれるというのは(抑えていても肝心な時に打たれるのは),配球が,広島打者に読まれていると考えるのが自然です.

 

 ということで,原監督は,炭谷捕手(31才)を欲しがるのでしょう(ちなみに小林は29才でほぼ同年代).

 

 第2次藤田監督時代(1989年~1992年,原さんは選手として在籍)の最初の年(1989年)に,1987年にMVPとなった山倉(当時33才)がいるにも関わらず,藤田監督は西本投手とのトレードで中日から中尾捕手(当時33才で同年代)を獲得しました.中尾捕手は強気のリードで巨人投手陣を立て直し,1989年に巨人はリーグ優勝し日本一にもなりました.原監督の意識の下にはこの時の経験があるのかもしれません.

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