京滋(けいじ)リーグ 2部秋季リーグ戦観戦

  • Mr.black
    2012年09月04日 12:37 visibility691

昨日は京都の「伏見桃山球場」にて京滋(けいじ)リーグの2部秋季リーグ戦を観戦してきました。名前の通り京都と滋賀の大学で構成されているリーグで1部と2部があります。

 


試合会場はご覧のようにすぐそばに天守閣が見える絶景の野球場です。

この天守閣は以前にも紹介しましたようにかつてこの地にあった遊園地「伏見桃山キャッスルランド」の目玉として造られた模造天守閣ですが、それでも見事なお城です。

(↑ なお、歴史的な価値はありません。そして老朽化の為に現在は中に入れません。)

 


この日は2試合。第一試合は「滋賀大ー京都外大戦」。写真は滋賀大。国立大です。

2部ではいつも優勝もしくは優勝争いをする強豪校です。

(ちなみにこの2部リーグには「滋賀県立大」も所属しています。)

 


滋賀大は今年からユニフォームを一新しました。昨年まではグレー地のユニだったのですが、ご覧のようにオリックスの旧モデルとそっくりのデザインに変わっています。

帽子マークは黄色で「SU」。

胸マークは筆記体で大きく「Shiga」。その下にブロック体で小さく「UNIV.」と入っています。

 


↑ 参考資料。これが昨年までのユニフォーム。胸マークはブロック体で「SHIGADAI」です。

 


こちらは京都外大。高校野球で有名な「外大西高校」はここの附属です。そういうこともあって強いのかな?と思っていたら意外にも下位にいることが多いようです。

こちらはグレー地に濃紺縦じまユニ。

帽子マークは白で「KG」。

胸マークは筆記体で「Gaidai」。

 


私はちょっと遅れて観戦しました。到着時点では外大が3-0とリード。その後も加点して5回終了時点で6-2と優位に試合を運んでいきました。

 


しかし7回裏、滋賀大にランニングHRが出てから一気に流れは変わりました。このランニングHR、何とスリーランだったのです。

この伏見桃山球場は右中間・左中間が結構深く、しかもネットフェンスなので転がった打球に追いつくのが手間取ると一気に打者まで還って来られるのです。

これで6-5と1点差。そして8回裏、6-6の同点に追いついた後、再びランナー2人を溜めてセンター前ヒット。何とこの打球が高く弾んでセンターの頭を越えて左中間最深部に。


これがランニングHRなのかヒット&エラーなのかは不明ですが、とにかく3人一気に還って9-6。滋賀大の大逆転勝利になりました。

 


久しぶりに見た試合終盤での大逆転劇。

あまりの展開に外大応援席からはため息がもれました。

 


試合後の挨拶をする京都外大。秋季リーグ開幕序盤でいきなりきつい負け方をしましたが、今後どう立て直してくるでしょうか?

 


ところでこれは5回終了後のグランド整備の一コマ。

外大の選手(左)と第二試合に出る京都府大の選手(右)が並んで整備している様子です。チームが異なるにも関わらず談笑しながらの整備。


先日、相手チーム選手との談笑は好ましくないと書きましたが、それはプロ野球の話です。アマの場合はむしろこういう光景があってもいいと思っています。

学生のスポーツなのですからね。勝負も大切ですが、人間形成の一部にならないとスポーツの意味が無いと思います。


特にトーナメントで「負けたらそこで終わりの高校野球」と、リーグ戦なので「負けても明日がある大学野球」とでは切迫感は全然違います。むしろその切迫感の無い大学野球の方が私は落ち着いて観戦出来るので好きです。

怪我の恐れのある無茶なクロスプレー、ひとつ間違えればラフプレーに繋がるような行為はあまり大学では見かけません。怪我したら明日の試合に影響して馬鹿らしいという考えがあるからでしょう。大きな怪我はレギュラーポジションを失う可能性もありますからね。

特に下部リーグほどそういう傾向があるので楽しんで野球が観られます。賛否両論あるでしょうが。あくまでも個人の意見です。


第二試合「京都府大ー京都工芸繊維大戦」は次回で。

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