東京新大学リーグ初観戦(東京新大学1部)

  • Mr.black
    2016年10月12日 11:47 visibility988

しばらく休んでいましたが、本日より復帰します。またよろしくお願いします。

(ただ、更新の度合いが不安定になると思います。)

 

先日の連休中、埼玉へ遠征。目的は「東京新大学野球連盟」の1部秋季リーグ戦観戦でした。

東京六大学や東都に比べて世間での知名度や注目度は落ちますが、近年このリーグは徐々に力を付けてきています。特に今期はドラフト指名候補選手が複数名いるので俄然注目が集まっています。

一番の目玉は創価大の田中正義投手。あいにく今回は同投手の登板に当たりませんでしたが、もう一人の注目投手の登板にはうまく当たりました。

 

その試合は「流通経済大ー高千穂大戦」。

ちなみにこのリーグは入場無料です。ありがたや~。

 

 

 

 

1塁側: 流通経済大。春はつまづいて4位になってしまいましたが、普段は創価大と優勝を争う強豪です。今秋は汚名挽回とばかりに創価とのマッチレースになっています。

白ユニに濃紺と赤基調。胸には筆記体で「Ryukei」。

 

 

 

 

3塁側: 高千穂大。リーグでは下位になることが多く、苦戦しています。今秋は既に最下位が確定してしまいました。この後は入れ替え戦に回ることになります。

黒あるいは濃紺基調ユニ。胸には「TAKACHIHO」。

余談ですが名鑑の写真では縦じまユニです。なのでこれは最近モデルチェンジしたのか、あるいはセカンドユニなのでしょう。

(時々、「3塁側はカラーユニ着用」と決まっているリーグもあるようなのでセカンドユニかもしれません。)

 

 

 

これがドラフトで注目されている流通経済大の生田目(なばため)投手。

3年時に肩を痛めてしまい、久しぶりの登板だったようです。うまく当たってラッキーでした。

スタンドには彼を視察に来たと思われるスカウトが何人も見受けられました。

 

 

初めて見るので本来の調子との比較が出来ませんが、この日の生田目投手はやや不安定気味。フォームが時々流れたり、球が浮いたり、変化球の精度が悪かったりでした。

2回表にはタイムリーを打たれてまさかの1失点。「故障上がりでやはり本調子ではないのかな?」と危ぶまれました。しかし素材としてはやはり良いですね。ストレートや変化球がズバッと決まった時には「おお~」と目を見張りました。球場にスピード表示はありませんでしたが、この日の最速は150kmだったようです。

絶好調だったらどんなものなのか?そしてまだ伸びしろがあるのか?先行きをもっと見たい投手でした。

 

 

 

高千穂大の先発は佐々木投手。緩急を織り交ぜてノラリクラリと打ち取る技巧派投手でした。流経大は術中にはまった感じでなかなか攻略出来ません。

 

 

 

6回裏にようやく1-1の同点に追いついた流経大は9回裏、チャンスで代打起用が見事に的中。右中間を深々と破る長打で2-1のサヨナラ勝ち。苦しみましたが優勝争いに踏みとどまりました。

 

 

 

現時点で1位・創価、2位・流経。リーグ戦も残り僅か。優勝する為には負けられない試合が続きます。最終節の両校の直接対決で全てが決するでしょう。

 

 

 

流経大ははたして優勝出来るか?

そして生田目投手のドラフト指名はどうなるか?

注目したいです。

 

当初の予定ではこの後の第二試合「杏林大ー創価大戦」も観戦するつもりでした。

ところが前日の雨天中止の影響で計画が狂い、この第一試合だけで球場を後にすることになってしまいました。今年は本当に天候に悩まされっ放しでした。トホホ。

 

ところでこのまま帰阪したわけではなく、別な場所でのハシゴ観戦はしました。

次回はその顛末を。

 

<追記>

生田目投手は結局指名されず。

「ドラフト上位指名でなければ社会人に行く」と語っていたようなので、今ドラフトは非常に豊作だったこともあり見送られたと思われます。

NPB側からすれば「故障上がりで調子が今一つ。もうちょっと様子見したい」という考えがあったのかもしれません。また、以前本人が「公務員になりたい」とコメントしたことがあるので、「プロとして生きて行く気概」に疑問符が付いた可能性もあります。

もし社会人に進むのであれば今後も見守りたいと思います。

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