タダ観が出来る状況をどうするか?

  • Mr.black
    2008年12月31日 10:59 visibility599

 

野球場は通常は内野・外野の両方にスタンドがあり、それなりの高さがあるので外からは内部が見られない構造になっています。
しかし、野球場によっては内野にしかスタンドが無く、外野はフェンスだけで中が丸見えになっている場合があります。この他、野球場の周囲の土地の方が敷地が高く、土手や道路・斜面などから内部が見下ろせるようになっていて、やはりグランドが見えるということもあります。


草野球、その他アマチュアの無料の試合であれば何の問題もないのですが、高校野球をはじめ様々な有料試合の場合はかなりの支障があります。タダで観戦できるのですから、当然お金を払って入場する人がその分少なくなりますし、有料で入場した観客は損した気分になりますね。(気にしない人も多いでしょうが。)
高校野球大阪大会などではこれに対して特別な対策を立てているわけではなく、そのままタダ観を放置しています。(一度だけ奈良の橿原球場ではネットにグリーンのシートを張って中が見れないように目隠ししているのに遭遇しました。)


来年の関西独立リーグではこの点をどうするのかという興味はあります。独立リーグは時々アマチュアと勘違いされることもありますが、れっきとしたプロ野球であり、入場料は1,000〜1,500円程度を徴収します。またファンクラブも作られ、その会費は平均的には年間10,000円です。
それだけのお金を徴収するのですから、野球場によってタダで観戦できる状況に対しては何らかの対策を立てないと有料入場者から文句が出る可能性はあります。


大阪の場合ですと、住之江球場が外野スタンドが無く、ネットだけなのでここからタダ観可能です。また、花園スタジアムは歩道の方が位置が高いので内部丸見えです。その他、万博球場は外野の一部から中が見えるようです。(万博のみ状況未確認。)

しかし、一つだけタダ観が出来ることによってメリットが発生する場合もあります。それは外からタダで観戦しているうちに興味が湧いて「中に入ってゆっくり座って観たい」、と思う人が増える可能性があることです。独立リーグはまだまだ一般には広く認知されていないので、通りがかりに「あっ、何かやっている」というところからファンを増やしていくという方法もあります。
この点、どうやって運営されていくのか検証してみたいと思っています。

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