二層スタンドのこちらもコロシアム風の野球場　（栃木県営球場）

 

今回の遠征で二度目のＢＣリーグを観戦したのは栃木県営球場。

正式名は「栃木県総合運動公園野球場」。宇都宮清原球場と同じくこの球場の外観もローマのコロシアム風。栃木県の好みなのでしょうか？

富山のアルペンスタジアムとも似ている外観です。

 

 

この球場の歴史は古く、過去何度か改修工事が行われているようです。（1949年頃建設し、一度は建て替えも行われている様子。）

過去の改修内容は「グランド拡張」「スコアボード改修」「照明新設」など。

 

まずグランドですが内野クレー、外野天然芝。

資料の比較によると両翼は91ｍから98ｍに、センターは120ｍから122ｍに拡張されています。

おそらく外野スタンドを削って拡張したのではないでしょうか？外野スタンドの奥行きがあまり無かったですから。（←アウトサイダーなのであくまでも推測です。）

 

照明は直近の改修工事の時に初めて設置されました。

私の持っている以前の資料写真では照明はありません。中規模ですが6基ありました。

 

 

スコアボードはＬＥＤ式。メンバー表のところはフリーボードになっていました。

 

 

スタンドは二層でかなり大きかったです。屋根も立派ですね。

清原球場が何かの事情で使えない時にはここがメイン会場になるようです。それも納得の規格。

座席はバックネット裏の下段が背もたれ付きの個別席。それ以外の内野は長イス。

外野は芝生席。

 

グランドの拡張工事の影響なのか、収容数は20，000人から15，000人に減っているようです。

（なお、上記は全て手元の資料によるもの。誤りがあった場合はご容赦ください。）

 

 

1・3塁側にはちょっと上に突き出た三角形のスタンドがありました。（赤で囲んだ部分。）

応援団用のスタンドでしょうか？それにしても面白い設計ですね。

スタンドは全般的に視界が良かったです。

 

 

↑　これは下段のバックネット裏からの景色。 

 

 

↑　一方こちらは上段からの景色。

バックネットは上層スタンドの屋根とサイドの支柱から吊り下げてあるので視界を妨げる物はありません。

1・3塁側のフェンスも低くて非常に良い感じ。

 

 

 

この日はかなり暑かったので多くの観客は上段スタンドが作る日陰に陣取っていました。

通路に若干設けてある座席は身障者用でしょうかね？ 

なお、奥に写っている階段で上層スタンドに上ります。

 

 

ＢＣリーグ公式戦なので露店がいくつか出されていましたが、普段は何も出ないでしょうね。

ちなみに市営球場の方がたくさん露店がありました。それはおそらくアクセスの問題もあると思われます。市営は駅から遠いのですが、この県営は最寄りの東武宇都宮線「西川田駅」から徒歩15分ほどで着きます。

今回訪れた栃木の3球場の中では最もアクセスの良い球場。アクセスが良いと逆に飲食物調達も容易ですからね。

でも私は独立リーグ観戦時はなるべく露店を利用し、たとえ少しでも売り上げに貢献したいと思っています。それも「間接的なリーグへの応援」と考えているからです。売り上げが悪ければ露店が段々少なくなってしまうでしょうからね。

 

この日は写真手前の露店で焼きそばを、後は場内の売店でビールを数杯買いました。ビールは500円でした。カップは小さめですが手頃な価格でしょう。（汗）

 

 

今回の遠征で頻繁にお世話になった東武鉄道。滅多に乗らないので路線に少々戸惑いました。写真は宇都宮駅。

 

 

以前触れましたように栃木のチームカラーはゴールドで、その為ボールボーイのヘルメットは金キラです。

反射がプレーの障害にならなければいいのですがね。ちょっと気になりました。

 

余談ですがグッズの団扇も片面はゴールドで、その反射光が個人的に結構つらかったです。この反射も選手のプレーに影響ないのでしょうかね？（団扇は普通より大きいサイズなのです。）

 

 

場外に居たキャラクターですが、これはドコモの着ぐるみですかね？よく分かりません。

＜追記＞

その後調べたところ、ＮＴＴフレッツ光ＴＶのキャラクター「ひかりカエサル」くんだそうです。なので周りにＮＴＴドコモのキャンペーンガールなどが居たんだな、と納得しました。

 

栃木には今のところキャラクターは居ません。

私の知る限り、四国アイランドとＢＣリーグの球団でキャラクターやマスコットの居ない球団は栃木だけだと思います。

 

カンドク（現：ＢＦリーグ）にかつて加盟していた大阪ホークスドリームや神戸サンズにはキャラクターは居なかったと記憶していますが・・・。

 

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