乱打戦の長~い試合(東京新大学の続き)

  • Mr.black
    2022年09月28日 11:21 visibility343

前回の続きです。

東京新大学1部リーグの第二試合は「東京国際大ー創価大戦」。

 

 

1塁側:東京国際大(以下「東国大」)

 

あまり予備知識の無い学校です。この大学の存在を知ったのは広島カープと大洋ホエールズで監督を務めた古葉竹識氏が指導者に就任したという報道でした。(2008年)

古葉監督就任の影響が大きかったのか、2011年の春に初めてリーグ優勝したものの、その後はなかなか積み上げが出来ていません。

 

1塁側の為、青がサブカラーの白ユニ着用。日ハムに似た左右非対称デザインです。近年大学野球界で流行っています。

胸マークは三段。「TOKYO」「INTERNATIONAL」「UNIV.」。帽子は「TIU」の組み合わせマークです。

 

 

3塁側:創価大

 

このリーグ最多の優勝回数を誇る強豪。

観戦は二度目。ただし前回はリーグ戦ではなく、秋の明治神宮大会関東地区代表決定戦でした。その時は優勝して第一代表になっています。(関東の出場枠は2校)

 

3塁側の為、紺と白のツートンユニ着用。

胸マークは「SOKA」。

 

3塁側なのでカラーユニ着用と思っていましたが、どうやら創価のユニは1種類のようです。

この点はアウトサイダーの私にはチェックしづらいところです。

 

 

 

試合の方は・・・全く予想外の展開になりました。

1回表、創価大がいきなり打者一巡の猛攻で6点先制。これでワンサイドになるかと思いました。

 

 

しかしその裏、今度は東国大が反撃して3点を取り、創価大の先発投手を早々にKO。

 

その後も両軍の打者が出て来る相手投手を次々捉えて乱打戦になりました。

2回表あたりで既に1時間経過したので「この調子で9回まで行ったら3時間越えどころか4時間近くかかるんじゃないか?」と思うくらいでした。

 

 

しかし途中から創価大が地力を発揮し、12-5の7回コールドで東国大を退けました。試合時間も何とか3時間以内で留まりました。

 

 

このカード、前日は東国大がコールドで勝っており、これで1勝1敗になりました。

そして驚いたのは翌日の第3戦に東国大が勝って創価大から勝ち点を奪うという結果になったことです。

 

長年リーグの王者として君臨してきた創価大が東国大に負け越し、その内の一つはコールド負けだったという予想外の展開になっています。

しかし逆に考えれば東国大がそれだけ力をつけているとも言えます。出てきた創価大の投手は全般的に速球派でしたが、そのストレートを見事に弾き返していましたからね。

 

前回のブログで「3強時代が来るかも?」と書きましたが、もしかしたらゆくゆく戦国リーグになっていくかもしれません。その方が面白いですし、切磋琢磨してリーグ全体のレベルが上がるのはいいことだと思います。

東京六大学や東都に負けないリーグが増えていくのが個人的な望みです。

そしてこういうマイナー気味なリーグからNPB入りして活躍する選手が数多く出てきて欲しいとも願っています。

 

 

現時点で流経大・東国大・共栄大が勝ち点「2」。創価大は「1」のままで一歩後退しました。

最後には驚く結果になっているかもしれません。楽しみです。

 

ところでこの試合が長引いた為に第三試合は観ることが出来ませんでした。

何しろ急遽決めた日帰り弾丸ツアーで時間制限がありました。行く前は「第三試合の序盤くらいは観戦出来るかな~」と思っていたのですがね。

 

次回はこのリーグに関するちょっとした小話を。 

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